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イングランド・プレミアリーグ ボルトン-トットナム(1-0)

中田はジャンナコブロスに代わって後半14分からの出場。
リーグ上位のトットナム相手にリードを保った状態での投入だっただけに、かなり守備のカバーに奔走する事が多かったが、そんな中でも左右のサイドにポジションを取りながら何度もうまいボール奪取からサイドを変えようとするパスを出し、とにかくスペースへ蹴りだすパス一本槍のボルトンの中盤の中で、きっちりとチームにリズムを与える働きをしていたと言える。
ただ、後半早々にデイビスに代わって1トップに入ったボルヘッティが期待を裏切る出来で、ポストにもなれないしスペースにも全く動かないポジショニングだったので、中田の意図が込められたパスが攻撃につながる事はあまり無かったのが残念だった。中田は順調にプレミアのサッカーに適応しつつあるが、ボルヘッティはしばらくはUEFA杯の方で使っておくほうがいいようだ。
ともかくこれで何とボルトンは3位である。リーグ再開後はアウェイでの試合になるが、相手は下位に沈むバーミンガムだけに、しっかりと勝ち点3を奪っておきたいところだ。

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