スコッチ・プレミアリーグ第13節 ダンディーU-セルティック(2-4)

前日にハーツがハイバーニアンに敗れてセルティックにとっては首位ゲットのチャンスになったこの試合、セルティックはビーティーが怪我なのかハートソンとサットンと言う2トップが先発。中村はいつもの右SH。
試合はいきなりサットンがCKをうまく逸らした技ありのオウンゴールを決めて始まる(笑)。セルティックは失点はもとより前節に見せたような流れるようなパス回しが全く見られず、相手の守備のまずさもあって後半32分には勝ち越したのだが、どうにもかったるい試合運びとなってしまった。
その原因は、1週間で3試合目と言うスケジュールもあるのだろうが、完全に腹が出ているハートソンとサットンの動かない2トップが原因なのは明らかで、彼らがポストはすれどもほとんどスペースに動き出さないのでポジションチェンジが生まれず、中村も無難なつなぎパスが多くなってペトロフも前節ほどの積極的な上がりを見せられなかった。
とは言え中村の出来も決してよかったわけではなく、コンディションも悪いのだろうが守備ではスペース埋め&スライディングせずにドリブルに競ってみるだけのプレイに終始し、攻撃もシュートを打てる場面で打たず、ゴール前へと一応詰めては見るのだが動きに鋭さが無くてパスに追いつかなかったりと、攻守に渡ってタラタラと漫然したプレイぶりが目立ってしまっていた。それでも一応さぼらずにきちんと走っているのは中村の美徳の一つだが、実効性につながっているかと言えば否なんだよねえ・・・