イングランド・プレミアリーグ チャールトン-ボルトン(0-1)

現在リーグ2位と好調のチャールトンとのアウェイ戦。今日も中田は右CHとしてノーランとスピードとコンビを組んでの先発。
試合は前半は完全にホームのチャールトンのペースで、中田もチャールトンの激しいプレッシングとボディアタックの前に全くプレイをする余裕を与えられず、ボルトンの攻めも相変わらず裏へのロングボール一辺倒だったために攻守にかけっこをするばかりであった。
しかしチャールトンも後半になるとペースが落ち、徐々にボルトンがボールを支配するようになると運動量を生かしてバイタルエリアに攻め上がる中田にもボールを触れる機会が増え始め、それが後半27分にディウフのシュートのこぼれ球を拾ってノーランに折り返したアシストにつながった。
2位を相手の決勝アシストと結果としては十分な試合ではあったが、あえて中田に課題を挙げるとすれば、やはり前半のようなプレミア然とした激しい縦への試合展開の時の攻守の切り替え、フィジカル的な強さと粘りと言うところになるだろうか。もちろんどんどん向上はしているので心配はしていないが、中盤の欠場で出場機会が与えられているうちに、しっかりとスタメンの立場を手にするためにも気を抜かずに頑張って欲しい。