今日の戯言

今日は夜に所用があり、録画しておいた大久保の試合も松井の試合も明日までの塩漬けになる事が決まっているので更新はパスしようかなと思っていたのですが、またまた愛媛に対するチェアマンのコメントと、2004年度のクラブの財務状況についての発表が出たので、それに対して一言。
前にも書きましたが、チェアマン的にはとりあえずクラブの経営的には順調になって来たかなというところで、行政を巻き込むと言う点では優等生だったはずの草津と大分に問題が発生して実はとても磐石などではなかった事が判明し、その上でW杯イヤーで平日開催が確実に増える13チーム52回戦をやる事は危険以外の何物でもないし、それを実行するだけのプラスが愛媛の加盟によってもたらされるとは現時点で到底考えられないってのが本音なのかなと思います。もしかすると、既存のクラブからの圧力もあるのかもしれませんね。
ただ、少なくとも愛媛は最低限度のJリーグ規定を満たそうとしているわけですし、そこにいろんな条件を後出しで追加していった今回の対応は非常にまずいと言わざるを得ません。今年は昇格を見送るのであれば先にはっきりと言うべきだし、それならば13や14チームになった時やその後のプランも発表して明文化させておくべきです。でないと、愛媛のみならず他のJを目指すクラブやそれをバックアップする自治体にも不信感を与える事になりますからね。私は、鈴木チェアマンはかなり深謀遠慮の人だと常々思っているのですが、最近の審判問題への対応といい今回の事といい、どうも後手に回った下手を打っている感は否めませんね。
それだけ、現時点でJリーグのいろんなところに再びほつれが出始めて余裕がなくなっている事の表れなのでしょうが、にわかにあちこちで吹き上がっているJ参入への機運を冷やさないようにするのもチェアマンの大事な仕事だと思うんですがねえ。まあ、そういう仕事はもう一つ上のお方の大得意なんでしょうが(笑)、それはそれで後の尻拭いが大変な事になるし、なかなかうまくバランス出来ないもんですなあ。