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今日の戯言

昨日行われた衆議院議員選挙は、結局自民党の圧勝で終わったようですね。
相変わらずのマスコミ様は「劇場型選挙」とか「衆愚政治への危険」なんていうお得意のレッテル張りで、いかにも日本国民は馬鹿でございという刷り込みに余念が無いようですが、結局はいかに国民の「変わらない事」への嫌悪感が高かったかという事であって、郵政民営化はその象徴に過ぎなかったのだと思いますね。
ホリエモンや楽天、ゴーン後の日産、そしてトリニトロンに固執して凋落したソニーなんかを見ても、今やトップダウンによるスピード経営でないと世界経済に太刀打ちできなくなっている現代において、保護だ利権だ既得権益だとうだうだやっている政治の現状が、どれだけ有権者の反感を買ったのかが分かってないんでしょうか。
サッカーの場合も、Jリーグを立ち上げる時に時期尚早だという意見が協会には多かったのですが、もしそれで設立が流されていたら、もし2002年の開催に立候補をしていなければ、今の日本サッカーはいったいどうなっていたのでしょうか。Jリーグもその後はバブルが弾け、10年経った今でも試行錯誤を繰り返しながら苦しみつつも前進しているわけですが、日本と言う国家の舵取りは慎重であるべきとは言え、こういった「走りながら考える」という姿勢があってもいいんじゃないかと思いますね。
そういう意味で、国家を「走らせる」に値するエネルギーがあったのは小泉さんだけだった。それがはっきりと有権者が下した結果に表れた選挙でしたね。ただ、この大勝で小泉さんが調子に乗って、どこぞのトップみたいになってしまわないかというのが心配ではあるんですがね(笑)。まあ、小泉さんはかなり中身は腹黒いのでその点は抜かりないんでしょうが・・・中国と韓国にみすみすカードを与えてしまう靖国参拝だけは勘弁して欲しいですけど。
そしてサッカーの話題に移りますと、こちらも鹿島が川崎に負けてガンバとの勝ち点差が一気に4に広がるという「雪崩」が起きてしまったようですね。試合を見ていないので内容については何とも言えないのですが、ニッカンのデータを見てもボール支配率が52対48、シュート数が11対7とデータ通りの結果だったという事ですかね。再来週はいよいよ直接対決が待っていますが、ここでもし鹿島が負けるようだと脱落は確定的になってしまうだけに、神戸戦で確実に勝ち点3を取って食い下がれるか。って関西人的には神戸が勝ってガンバが優勝なのが本当はいいんですが(笑)、やっぱり最後まで盛り上がらないとと考えてしまうのが、どこかのサポーターになり切れない人間の悲しさですなあ。

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