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今日の戯言

しかし「先生になりたい」からどえらい飛躍ですな。
それほど、前々回のワールドユースから自分の実力が伸びていない事や、先輩である大久保の活躍に対する危機感を感じたのかもしれませんが、それならもっと早く気付けよと(笑)。
その平山のADOデンハーグとの試合を見ましたが、得点シーンで分かるとおり高さだけはオランダ人相手にも通用していたのですが、前線からチェイスするわけでもなく、マークにつかれた時のポストプレイも不安定で、2得点と聞いてちょっと期待しすぎていたせいか、いつもの平山ぶりに少しがっかりしました。まあ、これで確実に試合に出る権利は手にしたと思うので、しばらくはスーパーサブで使ってもらって、その間にしっかりと体を作ってスピードやスタミナを身につけて欲しいですね。
そして先輩の大久保はと言えば、ライバルのルイス・ガルシアがエスパニョールに移籍が決まりましたね。マジョルカの試合を見ていても、ルイス・ガルシアと大久保は動きや役割がかぶる場面が多くて相性が悪かったので、日本人的にはこの移籍は歓迎ですね。ただ、マジョルカの視点で見れば、開幕を控えてビクトルが怪我でFWが大久保一人というのはさすがにいかがなものかと(苦笑)。平山を取れとは言わないけれど、ポスト役が出来るビクトルのサブが欲しいですねえ。
あと、最近物議をかもした鈴木チェアマンの愛媛への懸念発言ですが・・・まあ状況証拠が少ない事もあって言及は控えていたのですが、おりたさんから話を振られてしまったので(笑)、あくまで憶測に基づく推論と言う事で私見をば。
まず、この発言のベースとして、順調に来たように見えるこの1、2年間の間にも、フリューゲルスの合併吸収のような大事件こそ起こりませんでしたが、神戸の経営譲渡や札幌の債務超過、鳥栖のJ退会危機、大分のスポンサー問題と、一歩間違えばフリューゲルスと同様の自体に陥る可能性のあった問題が発生している事が挙げられます。当然、その分Jリーグ機構側の経験値というか危機管理マニュアルがどんどん分厚くなっているわけなんですよね。
草津の観客動員が振るわずに賢持社長が辞任しましたが、これも低迷する成績のせいだけではなく、サポーターの方のサイトなんかを見ると、敷島公園にサッカー観戦用の駐車場が無い事も大きいそうで、こういう事もクラブは事前に分かっていたはずです。まあクラブの対応としては「そこはシャトルバスで対応」とかだったんでしょうが、蓋を開けてみれば車中心の群馬の生活には逆らえなかった・・・つまり、「何とかなるだろう」と流した事は必ず「何ともならない」事態になってしまっているわけで、運営資金の面に限らず、こういった部分がまだ愛媛の運営計画に残っているんじゃないでしょうか。
まあそれでも愛媛がJFLで2位に入っても上げないという事は無いと思いますけどね。それならわざわざJ2は後2チーム増やせるとは発言しないでしょうし、徳島との四国ダービーが出来て四国が盛り上がると言う点でも、チェアマンの愛媛の昇格に対する期待は大きいはずです。だからこそ、「目の肥えた」現在のJリーグ側に文句を言わせない準備が出来れば、それだけ後で降りかかる災難も回避できる可能性が高くなるんだと思ってしっかり準備して欲しいですね。

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