今日の戯言

いやしかし深夜1時半から23.8%ってのは凄すぎますな。
バーレーン戦は今の北朝鮮戦前に比べるとマスコミの煽りというものがほとんどありませんでしたし、正直親善試合と間違う人も多いんじゃないかと思うぐらいでしたが、やはりあの3年前のエネルギーをみんな持ち続けていたんですね。しかも私でさえ仮眠を取るために見ていなかったイラン対北朝鮮も16.8%を記録するとは、いくら日本戦待ちの人がいるとは言え、ある程度サッカーのリーグ戦についてのレギュレーションを理解していなければこの数字は出てこないでしょう。
普段Jを見ていると、なかなかこの人々のサッカーに対する潜在的需要についてはあなどりがちなのですが、よく考えればセレッソがJ1再昇格を決めた試合やフロンターレ相手に後一歩でステージ優勝だった試合にも、どこから来たのかたくさんの人が来てスタジアムを埋めてましたから、つくづくこの代表の熱狂とJとは紙一重で区切られているだけなんだなと思い知らされます。
イラク戦での小野の活躍や、バーレーン戦での中田と柳沢の貢献を見て、今さらながらに海外に移籍することがどれだけ選手を成長させるかについて議論を呼び起こしていますが、別に選手の技術的な部分についてはさほど大きな差は無かったりするんですよね。それよりも、フィジカルに勝る相手ばかりがいる試合の中で、どうやって守って点を取るのかを常に考えさせられている環境が、中田の言うようなペースチェンジや早い攻撃の意識につながっている効果のほうが大きいような気がします。
攻守のいろんな局面で遅いJのサッカーがACLでの苦戦につながっている事についてはここでもしばしば指摘していますが、より効率よく点を取るための意識、そしてテンポとスピードのある試合がJにも増えてくると、代表や国際試合で目が肥えてしまった客をもっとJに引きつけられるんじゃないかと思いますね。まあ、実際はそれよりもスター選手の獲得のほうが効果は大きいのでしょうが(笑)。
ところで、北朝鮮戦があるあさってですが、なんと仕事で出張の予定が入ってしまいました・・・幸い泊まりじゃ無いのでその日のうちに試合は見れるでしょうが、果たして帰りの新幹線で情報をシャットアウトし切れるのか非常に不安です。車内の電光掲示板は目に入らないようにアイマスクでもするかな(笑)。