今日の戯言

これはシャルミーンの呪いなんでしょうか。
その試合を今日見ましたが、左サイドからのクロス気味のシュートに思わず足を出してしまったらうまい事ゴールに入っちゃったって感じでしたね・・・裏には完全にフリーの相手がいたのでスルーは出来なかったのでしょうが、やはりその辺はあの位置からあそこまで強烈なボールが飛んで来る事がほとんど無い、Jリーグでの経験の弱さが出てしまったような気がします。またプレイ全般でも、激しくマークするわけでも突破するわけでもなく、中途半端なポジショニングから詰めていって抜かれてしまう場面もあるなど、ロングフィード以外は総じて無難過ぎるプレイに終始して残念ながら存在感は薄いままでした。
しかし中田コ、マルセイユにとって不倶戴天の敵であるPSG相手にホームでオウンゴールとは、決してやってはならないミスをやってしまいましたねえ・・・ ただ救いは、何とか追いついて試合がドローに終わったという事ぐらいで、もしこれでCLの出場権を逃してトルシエがクビになったら中田コの居場所は無くなってしまうかもしれません。そうならないためにも、しばらくはサポーターのブーイングの的になるかもしれませんが、これからの残り試合で汚名を晴らす活躍を期待したいです。まずはとにかく1対1での激しいプレイを覚えて欲しいですね。
そしてセリエAはご存知のようにローマ法王の逝去によって試合中止、高原は疲労で少し出場しただけ、マジョルカの大久保はベンチに入るも味方が2人退場して出る幕無しと、小野以外の海外組はコメントのしようも無い週末でした。特にマジョルカは、これはもう降格は免れそうに無いですねえ。普通であれば、これから大久保がどういう起用をされるかでマジョルカが来期も契約するかどうかが見えて来るのですが、クーペルだからクラブの意向に沿った起用はやらないでしょうし、まだまだ先行きは不透明です。稲本もWBAでは厳しそうだし、柳沢も復帰が濃厚のようですし、なかなかうまく行かないもんですねえ・・・
そしてJでは代表戦後の再スタートを切ったわけですが、成績表を見ると3試合とも引き分けのチームが3つもあるのが凄いですね。関西方面にある「喉から手が出るほど海外組に戻って来て欲しい」クラブ(笑)も、1つ勝利を挙げれば彼らに追いついてしまうわけで、他の結果を出せていないチームもまだまだ一喜一憂するには早いです。あれを外せだのこれは使えないだのと言う前に、チームの骨格やスタイルを形作らないとただ空中分解をしてしまうだけですからね。千葉のレポートを書いている西部さんも勝ち点にはご不満のようですが、内容が良いならいいじゃないですか。つーか、Jに隠れてやたらとどっかの代表の皮肉を並べてませんか?(笑)