オランダ エールディビジ フェイエノールト-RBC(3-0)

小野は後半25分からの登場。ここからフェイエはブルーノ・バストを下げて3バックにし、小野、パーウェ、ホフスの3ボランチと言うシフトにする。
今回、初めてホフスのプレイを見てみたが、パスセンスのある森島という感じのプレイスタイルで、攻守に非常に幅広く動いてプレイにからんでいるのが印象的だった。小野も、怪我の心配が無くなったせいか、いつもよりも縦の動きが多くてオーバーヘッドのゴールも決めたのだが、それもホフスのクロスをGKが弾いたこぼれ球によるものであり、ともすると中盤が停滞しがちな今のフェイエにとっては、小野よりもホフスの方がチームにとってプラス面が大きいのかもしれない。DFとしてはポカが多いパーウェを守備専ボランチとして使うのであれば、3ボランチのシフトで無ければ小野とホフスの両立は難しいとフリット監督は考えているような感じでもある。
今後も小野がチームの中心でいるためには、早くベストコンディションを取り戻し、ホフス以上の質の高い動き、そして強いリーダーシップを発揮する必要があるだろう。厳しい立場が続くが、オランダリーグのレベルを考えればチーム内での競争は、小野にとっての良いモチベーション、刺激になるだろう。