今日の戯言

最近は風邪の合間を縫って何とか海外組の試合を追っていたのですが、世間ではヴェルディクラブハウス落書き事件で大騒ぎになっていたようですね。しかし、一連の流れをたどっていくと、FC東京側の対応がどうにも感心出来ないと言わざるを得ません。
アジアカップで「中国サポーターが日本に対してブーイング」といった記事がマスコミを賑わした事は記憶に新しいですが、本来サポーターとはチームをサポートする存在であって、相手国の国家斉唱や表彰式の際にまでブーイングをするような人間は決してサポーターでは無く、ただの便乗愉快犯に過ぎません。
だから、今回の事件に対してFC東京側は、あくまで犯罪を犯す他人であるというスタンスを取るべきなんですよね。つまり、スタジアムからの追放、そして犯人を特定してヴェルディ側に引き渡す、これだけでいいんです。それを、クラブが謝罪してユース選手に掃除をさせ、本人に反省文を書かせるとは、犯人らがあくまで自分たちの身内で、自分たちは彼らの保護者なんだと公言しているようなもんですよ。それが、選手や他の良識あるサポーターに間接的な迷惑をかける事になるというのが分かっていないんでしょうか。
これからサッカーの人気が広まるにつれ、いつまで経っても暴走族が世間から消えないように、こういう虎の威を借りて調子に乗る輩は、誰が何をしようとどんどん沸いてきます。クラブ側が、今後もこういう事件を身内として処理するつもりであれば、二度と再発を繰り返さない抜本的な対策を行わないと意味が無いわけで、そのアイデアと覚悟がクラブ側にあるとは思えないんですけどねえ・・・ 本当に、クラブが身内として考えているのであれば、被害者側が「そこまでしなくても・・・」と思うぐらいの厳しい処分を行うのが身内としての務めなんじゃないでしょうか。
ソウル在住の「マンドーレ」さんより現地での北朝鮮戦の様子のレポート。

さてもう大分経ちましたがWC最終予選の初戦。韓国では試合スタート時間が日本より30分遅いこともあり2元中継で見れました。
韓国の一般世論としては、勝って当り前。サッカー好きな人は、最終的には行けるだろうが、初戦はなにがあるか分らない。それに今のカリスマのない監督だから厳しい予選になるのでは・・といった雰囲気。
自分はドーハ組のサッカーファンですが心構えは間違いなく、韓国のサッカー好きの人の方が冷静だと思ってます。ガキの頃から見てますから彼等は。。軍隊でもサッカーをやるように、ボールをける回数も平均したら日本の比ではないでしょう。
そんな中、2月9日に行われたアジア予選ですが、韓国ではこの日は旧正月で連休の真っ只中!この辺のスケジュールでも、まだ日本の協会はアジアでの主導権を全然握れていない、と思うのですが。
始まって10分経たずに小笠原の先制FK!叫び、ガッツポーズを繰り返す自分!そして静まり返る周り。。完全アウェイの中、2:0の勝利に掛けてた自分と休戦中でも同じ民族を応援する韓国内でも保守的と言われる地方の人々。
2元中継なので韓国戦がメインになり20分に韓国も先制。何度とチャンスを逃しての得点だけに感動もなく”そりゃそうだろ”という感じ。
前半終了した時点でどちらも1:0
北の頑張りに皆が驚き韓国も押しながら、彼等からしてみればいつもの様に決定力なく追加点が取れず少々焦り気味。ただ間違いなく自分よりは焦っていない。。
後半開始 そしてあの16分の北の同点弾。画面は韓国戦がメインのため、”おいおい”とか言いながら挙動不審状態でネット速報に移動する自分。
その後、韓国は後半35分にパクチソンからノーマークのイヨンピョとPSVコンビで追加点をあげるが、正直、大黒様の得点と韓国の追加点のどちらが先だったか記憶がない。それくらい動揺した。ただまだ負けてない、、という気持ちにはなるこのチーム。
日本のロスタイムの得点は、自分はネット速報。彼等は2元中継の小さな画面でその時間帯は見てて、彼等の方が先に自分よりもゴールを知ってたのも間抜けな話しだったし、2:0での勝利の掛け金も入ってこず踏んだりけったりだったが、まあジーコは動揺してなかったって言うし、シナリオとおりなんでしょう??
終わって、、このままだとイランで分けてもバーレーン戦がまずい、、と言う自分に、”まだ言ってらぁ”という雰囲気の彼等に自分はジーコを見た(笑)。。。
彼等の経験、勘から日本はWCに行ける様に本当に見えるのだろうか??
自分としてはあまり叩かれてないがあの位置からのシュートを結果的にニアに決められたのは、マークの甘かった加地の責任も大きいとは思うけど、やっぱり川口が最悪でもはじくボールだったと思う。1発の集中力と確変した時のスーパーセーブは認める。でも巷では北のキーパーが横のボールに弱かった、、と言われてるが川口も十分弱いのである。とっても使いづらいキーパーだと思うけどね。監督も視聴率を考えてるのだろうか??

まあ、バーレーン戦のチケットの申し込みに81万通が来たそうですし、この前の苦戦は明らかに「一般の」サポーターを盛り上がらせているのは間違い無さそうです(苦笑)。しかしチケットゲッターも多数混じっているのでしょうが、客単価が4000円としてもチケットの総売上が32億4千万円・・・ きっと、今ごろカピタンの頭の中では、80万人収容の摩天楼のようなスタジアムがぐるぐる回っている事でしょう(笑)。とか書いていたら、何と川口が手を骨折したというニュースが・・・さて、これが日本にとって吉と出るか凶と出るのか。
さて、今晩からいよいよ欧州CLの決勝トーナメントが始まりますね。レアル・マドリー対ユーベ、バイエルン・ミュンヘン対アーセナル、バルサ対チェルシー、ミラン対マンUと1回戦とは思えない楽しみなカードばかりです。で放送はと見ると・・・地上波ではやってないんでやんの。やっぱりCLセットを復活させようかと一瞬血迷いましたが、まだ体調は回復してないし、来週からは3月も始まるので、今週は我慢して次の試合から再契約するつもりです。