イタリア セリエA第21節 メッシーナ-パルマ(1-0)

柳沢についてのみ。
柳沢は前半の途中まではFWながら1トップ下的な位置で、30分ごろからは左ウイング、後半になると右SHの位置でプレイ。そして後半15分でアモルーゾと交代。
メッシーナのサイドの選手が、ボール離れが遅くてドリブルで仕掛ける場面が多く、トップ下の位置では得意の早い動き出しを見せてもボールが出てこず、最終的にマークに付かれた状態で精度の悪いクロスにしか競れなかったのだが、ウイングの位置になってからはかなりボールがもらえるようになった。が、一度あったありえないクロス(笑)を始め、ボールを持ってからの攻めに有効なものが無く、やはりこの辺は試合勘やコンビネーションというところに課題を残した試合だったように思う。
ただ、動き出しのスピードや運動量についてはほとんど問題が無く、体のコンディション自体はいいように見えた。おそらく北朝鮮戦に向けて帰国する事になるのだろうが、そこで良いきっかけをつかんで欲しいものである。