イタリア セリエA第14節 インテル-メッシーナ(5-0)

得点経過は、アドリアーノ3発&その他2点、以上(笑)。
これぞまさしく「組織が組織になっていない」試合の典型で、メッシーナはインテルがボールを持つと8人がメッシーナ側ピッチの1/4内に全部入ってしまうような状態で、たまに自分達がボールを持っても漫然とゾーンを上げるだけで全くボールの出し手も受け手もマークが出来ておらず、押し込まれてはアドリアーノにねじ込まれ、カウンター状態になってはワンタッチパスを軽々と通されて最後はフリーでシュートを打たれるなど、前半のうちにインテルに6点取られてもおかしくない試合だった。
そんな中で、柳沢はひたすら守備に追われながらもトルドを退場に追い込んだプレイを始め、得意の早い動き出しでのポスト>裏への飛び出しでかろうじてメッシーナの攻撃をつないでいたと言える。得点はまたも決められなかったが、今日のチームの出来ではしょうがない。ただ、それでも点を取らない事には、この日全くの役立たずだったアモルーゾを超える事は出来ないわけで、とにかく早く結果を出して欲しいものである。