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イタリア セリエA第14節 レッジーナ-ブレシア(1-3)

得点経過については省略。
レッジーナは・・・と書き始めたいところなのだが、この試合はブレシアの個性的なサッカーにまず目が行ってしまった。ブレシアは攻撃時はポジションレスと言いたいぐらい、各自が激しくポジションチェンジを行い、守備ではそのポジションのまま近くの選手に徹底したマンマークをかけるという、言わばマン・オリエンテッドとも言うべきサッカーをしていて、レッジーナはその自由な動きに守備の狙いが定まらずにフリーの選手を再三作ってしまい、結果的に2点を失ってしまったという感じだった。
と書くのは簡単だが、この日素晴らしい働きを見せたブレシアのディビアッジョを始め、選手一人一人の集中力と守備意識がよほど高くないとそういうサッカーは不可能であり、それだけブレシアが鍛錬された集団である事を証明したと言える。
中村は攻守に渡って積極的な動きを見せていて意欲は感じさせたのだが、芝の深いピッチに取られたのか肝心のキック精度が安定せず、ゴール前でのこぼれ球を拾われた時にマークを振り切られて2点目の失点のきっかけとなり、後半5分で交代と不運な結果となってしまった。まあ、こういう日もあるさ。

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