イタリア セリエA第13節 アタランタ-レッジーナ(0-1)

多忙につき、中村についてのコメントのみ。
現在最下位で必死のアタランタホーム、前半の10分に自分のCKからのラッキーなオウンゴールという展開と、柔らかくてボコボコしたピッチという条件の中では、あまりPAの中に顔を出せずにサイドでのキープやクロス上げだけになってしまったのは致し方ないところか。0-1でリードした状態で守備固めと時間稼ぎのために後半42分で交代。
全体としては、レッジーナのチームのために非常に良く働いたと言える。ただ注文があるとすれば、前半にアタランタに押し込まれた時間帯で、サイドでボールをキープしている選手に寄っていってしまう動きが多かったのが気になった。前がボナッツォーリ一人だけの状態でマークを背負いながらボールホルダーに寄ってパスをもらっても、さらなる味方のフォローが無ければ次に展開できないし、そうそう味方の押し上げも期待できるわけではない。そこは、ボナッツォーリになるべく近い位置にいて、DFに休息を与えつつこぼれ球を狙うプレイをして欲しかったところだ。