今日の戯言

トルシエが神戸の監督就任濃厚で、報知も嬉々として飛ばしまくってる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、欧州CLのグループリーグも佳境に入り、続々と決勝トーナメントへの出場を決めるチームが出てきていますが、常連の中でもバルサやマンU、ミラン、バイエルン・ミュンヘンなどが順当に勝ちあがっているのに対して、レアル・マドリーが3位でアップアップしているのが目立ちますね。まあ3位とは言え、最終節で既にダントツのグループ最下位で敗退が決まっているローマ相手に勝ちさえすればトーナメント進出が決定するのですが、昨日のレバークーゼンとの試合を見る限りではあまり楽観視は出来ません。
今はまだWOWOWに入っていないので、バルサとのクラシコに0-3で負けたといわれてもピンと来なかったのですが、実際に試合を見るとそれもうなずける出来でしたね。何しろ、体調が悪いのかジダンやフィーゴが地球人になってしまっていてボールがキープ出来ず、ロナウドは左サイドをうろうろするだけ、ベッカム様は守備に追われて顔が画面に映るのはFKの時のみと、レアルで目立ったのはラウルが献身的にカバーに走りまくる姿だけでした。それでも、レバークーゼンの運動量の落ちた後半は攻撃で圧倒したのは「腐っても鯛」でしたが。
それと、攻撃よりも驚いたのがレアルのDFラインの位置です。かつてのレアルは、相手にボールを奪われてもマケレレやイエロがセンターラインの位置ぐらいまで高く陣取ってカウンターの芽を摘み取っていたのですが、今は画面がレアル陣内に切り替わると、既に3、4人がゴールの前に居てるのですから、攻撃陣が守備に戻る距離も相当なものにならざるを得ません。スポナビで木村氏が、レアルの守備力は攻撃の延長だと看破していますが、それ以前に肝心の何かが抜けているのは確かだと思います。