イタリア セリエA第10節 レッジーナ-ユベントス(2-1)

絶好調で首位を走るユベントスと、最近絶不調で成績も急降下のレッジーナという対照的なチーム同士の対戦。ユーベはデルピエロがベンチで、サライェタとイブラヒモビッチの2トップ。レッジーナはいつものように中村がボナッツォーリの1トップ下だが、GKが初先発ソビエーロのとやや不安を感じさせる布陣。
試合は序盤はホームの大声援に後押しされたレッジーナが果敢に攻め込む。そして何と12分に右サイドから何気なく出したクロスをカンナバーロがクリアしようとしたところに詰めたコルッチに当たってゴールに入ってしまう。しかし、ユーベもわずかその1分後にDFのボールをかっさらったイブラヒモビッチがそのまま叩き込んでユーベがあっけなく同点に。
そこからは、エンジンがかかってきたユーベが、当然のごとく徐々にボールをキープする展開へ。レッジーナは、きちんとボールをつなげるユーベとは対照的にピッチの悪さにボールを跳ね返すだけでシュートまで持って行く機会がなかなか巡ってこない。ところが26分に、中村を押しのけて蹴ったザンボーニのFKが壁に当たってブッフォンが逆を取られてゴールに入るという2度目の幸運がレッジーナにやって来る。
当然、レッジーナは早くも守りを意識し始めて引いてしまい、ユーベがレッジーナを押し込みきってシュートの雨を降らせるが、ハンドを見逃してもらうなどのこれまた幸運もあって何とか耐えてみせる。その後も守備では素早く全員が戻り、カウンターでは右サイドを中心に積極的な上がりを見せるなど精一杯の抵抗を見せて、かろうじてリードを保ったままで前半を終了する。
後半になっても前半からの流れは変わらず、ユーベは今度は右サイドのカモラネージを中心に攻め立てるが、サライェタのヘッドがポストに当たるなどまだまだレッジーナにツキがある。20分ごろからはレッジーナはただ自陣にこもって耐えるだけに。しかも28分にはコルッチが2枚目のイエローで10人になってしまう。
ただ、ユーベもやや焦りがあるのか攻めはするけども精度の悪いシュートやミスが多くなり、レッジーナの高い集中力の前にゴールをこじ開ける事が出来ない。40分からはレッジーナもあの手この手のボールキープで時間を使う。ロスタイムのカポのシュートもハンドを取ってもらうなど最後までレッジーナに運が味方し、レッジーナはユーベ相手に残留争いという点でも大きな大金星をゲットする事が出来た。
今日の中村は何故か得意のFKの場面も他の選手に譲る事が多く、ボールを持ってもテュラムに潰されるなど攻撃面ではいいところが無かったが、守備でのカバーリングにカウンターでは忠実な走り込みと、チームの歯車としてよく走って戦ったといえる。何にせよこの勝利は全員の頑張りの賜物であろう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする