今日の戯言

ようやくネットにつながったのはいいのですが、今度はルーターがらみの調子が悪くなってDVD(東芝XS-41です)にアクセス出来なくなってしまい、おまけに最近の寒さで熱を出してダブルパンチをくらってしまっている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
そんなこんなでラックの裏側の配線と格闘しつつ、昨日の深夜はレッジーナ対サンプドリアの試合を見ていましたが、後半20分から出てきた中村は、オマーン戦の影響があるとは思えないプレイ振りで、相変わらず好調を維持していますね。
まあ本人のコメントには、「いや、FKじゃなくてね・・・」とか「そこは溜息じゃなくて責任感を見せるとこだろう」とか、相変わらずツッコミどころが満載なのですが(笑)、相手の当たりにひるまなくなったり、コネコネも一旦足を止めてからでなくて、相手DFに息をつかせないように常に動きながらボールをキープするようなやり方になったりと、プレイ面では確実にイタリアに対応しつつあるのが嬉しいです。中田が現在フィオレンティーナで非常に苦しんでいるだけに、3バックがデフォルトになった代表でのポジション争いも白熱しそうですよね。
ところで、昨日ドーピングの話題をしたところでタイミング良く、BS1で22時からイタリアサッカー界のドーピング問題についてのドキュメンタリーをやっていましたね。冒頭で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に冒されている元サッカー選手が非常に多いというデータが示され、次にユベントスのドーピング裁判の光景と言うショッキングな映像が流され、それに対応するようにACミランが持つ、25人の医師や運動力学などの学者が集まる「ミランラボ」では薬物を使わず予防医学に徹しているというインタビューが流されていました。
関連性の証拠に乏しいALSを番組のトップに持ってくるセンセーショナルな作りには疑問がありますし、イタリア首相にしてメディア王のミラン会長、ベルルスコーニの持つ権力を考えれば、この番組での「ミラン=正義」の図式に素直に納得する事は出来ませんが、予防医学が重要という主張には納得出来る部分が多いですし、日本のスポーツ界も自分達に傷が付く事を恐れずに、こういう問題を積極的に取り上げる勇気を持つ事が必要なのではないでしょうか。