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今日の戯言

しかし山本監督が聞いたら卒倒しそうなセリフですなあ・・・(苦笑)
かたや暑熱・水対策とテストばかりの監督と、根性論+勝ってるうちはメンバーをいじらない監督と、どうして同じ国にここまで両極端な監督が存在するのか、本当に不思議でなりません。
いや、ジーコの言うことも一理あるんですけどね。こういうギリギリの戦いでは肉体的にどうこうよりも、集中力を切らさず粘り強く最後の一歩を出すような「気持ち」が試合を左右するという事を、誰よりもジーコは分かっているからこそ出てくるセリフなんだとは思いますし、その場の思いつきで舞い上がった選手にキャプテンマークを任せてしまうような事をするよりは、大丈夫だとどっしり構えてくれるほうがいいのかもしれませんがね・・・つーか、ぶっちゃけメンタルもフィジカルも欠けちゃいかんのですが。
さて、かような具合にとうとう運命のオマーン戦まであと1週間となってしまいましたね。今週発売のアクションコラムではかなり危機感を煽る書き方をしたのですが、実は個人的にはオマーン戦は結構楽観視してたりするんですよね(笑)。
それは日本が、先日行われたU-19のカタールほどオマーンに対して個人能力で劣っているわけじゃないという点がありますし、やはり引き分けでもOKというアドバンテージは大きいです。それにマスカットも重慶ほど暑くはならないでしょうし、ユーロ決勝のポルトガルを見ても分かるとおり、本当の大一番の試合ではホームの方がプレッシャーが強くなってしまうものです。
ただ、相手に先制点を与えてスタジアムごと乗らせてしまうという展開だけは絶対に避けなければなりません。そう考えると、試合の一番のポイントはもちろん精神と肉体のコンディショニングですが、審判とGKがその次に重要なポイントになるのではないでしょうか。
ホームでの試合で中村のPKを止められた事が苦戦の引き金になったように、オマーンの堅守におけるGKアル・ハブシの果たしている役割は非常に大きなものがあります。欧州のクラブを見ても、結果を出しているチームに優秀なGKは決して欠かせません。アジアの国は決定力が無いだけに、アウェイ判定でゴール前でファールを取られてのFKが一番危ないシーンですからね。日本の先発は川口になりそうですが、何とかお得意の神通力を発揮してもらいたいものですよね。
と書いていたら、幸先悪くU-19が韓国にPK戦で負けちゃったようですね。2度追いついたのは誉められる点ですがね・・・まあ言い様に考えればまだ運を使い切ってないとも言えるわけで(笑)、これをオマーン戦に何とかつなげて欲しいですね。

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