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今日の戯言

あらま、早くもカマーチョ監督が解任ですか・・・
おそらく、レアルのスター選手に対して規律を求めようとしたためにコントロールが出来なくなってしまったのでしょうが、フェラー監督の元でチームが崩壊しつつあるローマなんかを見ても、ここでも度々書いて来て木村氏も指摘している事なんですが、現在の欧州サッカー界においてあまりにもスターが力を持ちすぎてしまって、そこにメディアとサポーターが加わって事態をさらにややこしくし、クラブや協会が振り回されてしまうという現状には非常にいびつなものを感じてしまいます。
それは日本にとっても決して対岸の火事ではなく、例えば今の日本における別格のスターである中田が表立って監督や協会の批判をし出したらえらい事になるのは自明の事なんですよね。ただ、中田はメディアと仲が良くないし、自分の発言の重みについては身に染みて分かっているはずなので、日本じゃそれほど問題になっていないだけとも言えます。
結局、サッカーに限った話じゃないんですが、選手、メディア、サポーター、そしてクラブの各自が己の分をわきまえて謙虚になる事しか無いように思います。自分が世界の中心で全てを操れるんだと言うような自意識の肥大したエゴが、共存共栄が必須のプロスポーツ界においてプラスをもたらすはずはありません。と言う事を、昨日の野球報道ステーションを見ていて感じてしまいましたとさ。
・・・とか書いていたら、鈴木チェアマンによる追撃その1と追撃その2が・・・チェアマン、あんた明らかに狙ってるでしょ(笑)。それはともかく、動員で苦しんでいるガンバと京都が黒字なのは、やっぱりメインスポンサーのパワーですよねえ。阪神帝国の力を知り尽くしている関西人としては松下様と京セラ様のご支援はありがたい限りですが、いつまでもそれに甘えていたのでは近鉄と変わらないわけで、早く三菱自工の不祥事など鼻で吹き飛ばせる浦和のようになって欲しいもんですなあ。

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