今日の戯言

うーん、なでしこジャパンは残念でした。しかもアメリカの2点目は明らかにオフサイド・・・まあそれもサッカーだと言ってしまえばそれまでなんですが。それにしても、シドニーの男子に続いてアメリカにはやられてしまったのですが、フィジカルとプレスを前面に出しつつ、判で押したように同じ攻撃を何度も何度も繰り返し、最後は相手を根負けさせるというスタイルは男子と全く同じでしたね。こういうサッカーに日本は本当に弱いんですよねえ・・・
今大会の女子は、男子とは違って実に組織的に統制が取れた素晴らしいスピリッツを見せてくれたのですが、怪我の影響かエースの澤選手が精彩を欠いていたのが本当に惜しまれます。しかし、これまた男子とは違ってウイングプレイヤーに優れた選手が揃っているので、澤選手に代わる精神的な大黒柱と、センターフォワードの登場が待たれるところですね。
そしてJの方は・・・と言いたいところですが、ここ数ヶ月は仕事の都合でなかなか土曜日に時間が取れず、今日もかろうじて女子アメリカ戦を見るだけで精一杯という有様で申し訳ありません。で、お詫びにはならないですが興味深いコラムを。


  • メンバー間の信頼関係を十分に構築できていたか?

  • 18人はひとつのチームになっていたか?

  • スキルを発揮するのに必要な域にまで闘争心を高めていたか?

  • しかるべき人物にキャプテンを任せていたか? もしくはキャプテンが必要ないほどに責任感を植え付けていたか?

  • 得点に直結するキープレーヤーを育てていたか?

  • 実戦で戸惑わないようにディフェンスのやり方を整理できていたか? 戦術を難しく考えすぎてはいないか?


この世代について、ネットなどでも「結局選手のレベルが低かっただけじゃないのか」という意見を良く見るのですが、個人的なワールドユースから見てきた印象として、「間抜け」と思った事はあっても「弱い」と感じた事はほとんど無いんですよね。この2つは似てる様で大きく違うんだよなあ・・・と、上のリストを見ながら途方にくれてしまいました。