今日の戯言

どうやら高原はアウトっぽいですなあ・・・
それにしても昨日のチュニジア戦、当然の事ながら巷では批判の大合唱ですね。この前も「平山は選ばれるかどうか分からない」などと山本監督は言ってましたが、今更当確などと大きく書かれるまでも無く平山が五輪代表にに欠かせないのは分かりきっていたわけです。それどころか、高原がだめとなると予備登録のメンバーで前線で体を張れるのは平山と高松だけになっちゃうのでテストもクソも無いでしょうに。
だいたい、五輪代表でチームとして機能していた形って言うのはボランチに今野、左サイドに森崎、FWが平山+田中達か大久保もしくはその3人が揃っていた時しか無く、そこに右サイドが石川になるか徳永、駒野になるか、途中交代で松井や高松を投入するかでかろうじてバリエーションを付けていたぐらいですよ。その大黒柱の面子がほとんどいないような形でテストをしても、選手のスカウト選考ならいいのかもしれませんが、チームの熟成にはプラスになるはずがありません。
トルシエも競争原理を重んじた監督ですが、少なくともアジアカップスタイルとスペイン戦スタイル、トップ下中田スタイルと森島スタイルというバリエーションを完成させていたわけで、スタイルの模索はあったにせよそのスタイルの中での大黒柱はほとんどいじりませんでしたからね。まだ本線工事がほっそい単線しか出来ていないのに支線を作ろうとしてどうすんだと(苦笑)。ましてやU-23は小器用な事が出来るメンバーじゃないのですから、山本監督もいい加減に腹をくくって欲しいものです。
まあ、明日からはいよいよツールドフランスも本番の山岳を迎えるので、とりあえずはそちらで口直し&現実逃避ですかねえ・・・