今日の戯言

やっぱ誰でも良かったんですね(苦笑)。
しかし「円を稼ぐ必要はない」って何でこう見え見えのウソを言うかな(笑)。ま、理由はどうあれこの不景気の最中で日本に釣り糸を垂れてくれるところがあるのだからありがたい事です。さて、釣りあげられた富山湾のお魚君は半年で会長の空腹を満たす事が出来るのでしょうか。と言う立場なのに会長様におあずけをくらわして大丈夫なんですかね?
そしていよいよ大詰めのユーロですが、まずは順当にポルトガルがオランダを下して決勝へと駒を進めましたね。大会の成功には開催国の活躍が不可欠ですが、決勝までたどり着いたのだからほぼ満点でしょう。いや、決勝を現地で見られる人がうらやましい。
試合のほうは湯浅さんの戦評などを見てもポルトガルの完勝だったようで。やはり今のオランダはとにかく両ウイングが押さえられたらどうしようも無いので、その意味で先制点をセットプレイから取られてしまい、ポルトガルが無理に前に出る必要が無くなってしまったのはオランダにとって大誤算でしたね。もっとも、W杯の日本と同じで誤算を引っくり返すだけの実力が無かったと言えばそれまでなんですが(笑)。
今日はもう一つの準決勝のチェコ対ギリシャですが、これはもう実力差から言ってもチェコの優位は動かないところです。ギリシャとしては、とにかく必死で守り倒してワンチャンスをものにするしかありません。先制点を狙うよりも相手が攻め疲れるまで0-0で行って、反撃する気力と時間を与えないタイミングで点が取れればベストでしょう。
ところで鳥栖の減資問題も解決されないまま期限がきてしまいましたが、プロ野球界でも近鉄とオリックスの合併話からライブドアによる近鉄買収の話へとてんやわんやの状態ですね。まあ、以前からネットをいじくっていた人にとってはライブドアという会社がどんなものかは周知の事実なので(笑)ナベツネ氏がこういう発言をするのも当たり前ではあるのですが、それよりもこの騒動を通じて彼の「ビジョン」がはっきり見えてきた事には注目ですね。
おそらく、ナベツネ氏の頭の中では「野球は上質のエンターテイメントでなければならない」というのが第一にあると思うんですよ。選りすぐられた選手が繰り出すハイレベルなプレイにテレビを見る大衆が熱狂する、そしてその象徴はもちろん巨人軍というわけです。だから、今より球団の数が減る事は質を高くする意味でも歓迎だし、興行の安定を妨げそうな企業は認められないわけなんですよね。自分のビジョンに共感するオーナーだけで頑張りましょうってなもんで、ぶっちゃけNPBじゃなくて読売リーグなんですな。そしてチェアマンがクラブを持ってると(笑)。
しかし、メディアを利用した娯楽の配給にこだわるプロ野球に対し地域密着を第一に掲げるJリーグと、同じ国の中でここまで異なるビジョンを持つプロリーグがあるのは本当に興味深い事です。果たして、お互いの10年後はいったいどういう結果になっているのでしょうか。