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今日の戯言

しかし何とドイツの情けない事か。
昨日、オランダはサポーターの情熱に応えられてないのではと書いたのですが、それもオランダとドイツが共に勝つだろうという予測で書いたものであって、さすがにここまでドイツがダメダメだとは思いませんでした(苦笑)。オランダ、特にアドフォカート監督はチェコに足を向けて寝られませんね。
さしもの湯浅さんもまともに戦評を書いておられないので情けなさの具体的な内容は分からないのですが、チームのスタティスティックを見ても3試合のトータルでたったの2ゴール、しかもFWの得点が0ではどうしようもないですよね。その点ではイタリアもFWはカッサーノが2得点しただけですし、やはり試合におけるFWの重要性と、アンタッチャブルを作らずに調子を見極めて調子の良い選手を使えるかどうかと言う指揮官の器量の大切さがはっきりした予選リーグだと思います。
ともかく、これでポルトガル対イングランド、スウェーデン対オランダ、フランス対ギリシャ、チェコ対デンマークという8強の対戦が決まりました。もちろんどれも注目に値する試合ばかりですが、一番を挙げるとすればやはり開催国のポルトガルと好調ルーニー率いるイングランドでしょうか。サッカーはもちろんですが、両国とも大挙して押し寄せるであろうサポーター同士の対決も見ものです。あ、当然それはスタジアム内に限って欲しいですが(笑)。守備の安定度とチームの完成度という点を考えるとイングランドに分がありそうですが、イングランドの選手は足技に弱いところもあるのでフィーゴとロナウドの働きがポルトガルのカギを握りそうです。
そして、最近はユーロで活躍した選手の移籍話も活発になっているようで、当然ですがユーロに縁の無い日本にとってはうらやましい話ばかりです。とは言え、何故か柳沢にセリエAに昇格したメッシーナから熱烈なオファーがあるようで、柳沢も受ける気まんまんみたいですね。「知っている日本人なら誰でもいいのか」と突っ込みたくなりますが(笑)、鈴木がおとなしく復帰して柳沢が抵抗するとは少々意外でした。やはり、ある程度「自分はやったんだ」という達成感が無ければ文字通り後ろ髪を引かれてしまうところがあるのでしょう。ただ、今度こそはイタリア語をマスターしないと同じ目に合うとは思いますがね。

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