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今日の戯言

もう皆さんご存知の通り、ユーロのグループAではスペインとギリシャが引き分け、ポルトガルがロシアに勝ちましたね。これで、後1試合を残してギリシャが首位に立ちました。ギリシャは得失点差でポルトガルと並んで首位、そのポルトガルには直接対決で勝っているので、引き分け以上なら勝ち抜けという非常に有利な立場です。しかも、ギリシャの次の相手は内紛による自滅で敗退が決まった最低最悪のチーム状態であるロシアなのでほぼ95%以上・・・と言いたいところですが、案外吹っ切れた相手にプレッシャーで負けたりするのが歴史の無いチームの弱みなので、ここはまだまだ分かりません。これで、ポルトガル対スペインは負けたほうが予選敗退となる大一番になってしまったわけですが、地上波では(以下略
それにしても、あちこちの戦評を読んでいるとスペイン戦でもギリシャの激しいプレスディフェンスが炸裂していたようですが、日韓W杯に続きこのユーロでも、クラブに時間と労力を取られて連携とコンディションが整っていない強豪国が、最初にピークを合わせて錬度を高めて来た中堅国に苦戦すると言う図式がはっきりと見えて来ていますね。ただ日本もそうだったのですが、中堅国にとっては、目標である決勝トーナメントに進出してからの精神的及び肉体的なコンディション維持が非常に難しい面があるので、かえって強豪国にとっては予選リーグを突破してからのほうがある意味楽なのかもしれません。さて、今晩のイングランドはこの試練を突破できるのでしょうか。
そして、裏で注目のセリエAプレーオフですが、アウェイでフィオレンティーナが先勝したようですね。これでペルージャは相当厳しい立場に追い込まれてしまいました。ペルージャに勝機があるとすれば、ホームで攻めに出るのかアウェイの結果を踏まえて守るのかとヴィオラに迷いが生じた時でしょうね。一度先制点を奪ってしまえば、経験のあるペルージャが有利になると思います。さてさて、こちらも目が離せませんね。

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