サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

今日の戯言

昨日のユーロのグループDはドイツとオランダが引き分け、チェコが粘るラトビアをごり押しで押し切ったようですね。としか書けないのが大変悔しいですが、今日もギリシャ対スペインという好カードが見られないんですよねえ・・・ とりあえず大住氏のここまでの総評を読んで我慢です。
と言いつつやっぱり忙しくて、今日はJの録画も後回しでかろうじてイタリア対デンマークの後半を見ただけなのですが、昨日書いた「イタリアの出来が悪い」という感想は訂正です。いや、イタリアが悪いというよりもデンマークの守備が素晴らしすぎましたね。
後半になるとイタリアがデンマークを押し込むようになったのですが、それは守備における忠実なマーキング、鋭い読みと飛び出しへの反応、そして誰もサボらないチェイシングというチームタスクを120%やり遂げるんだという全員の姿勢によって、イタリアのお家芸であるカウンターを封じ込めていただけなんですよね。
あるイタリアのカウンターのチャンスの場面で、前へ全力で走っていたデルピエロが急にスピードを落とし、マークを外して後ろの選手へと柔らかくポストの動きをしようとしたのですが、その後ろへのパスをデンマークの選手が見事な読みでカットした時には思わずうなりましたね。デルピエロの意表をついた動きを見た時には「これはやられた」と瞬間的に感じたのですが、まさかそれを上回る守りを見せるとは。いかにデンマークの選手が冷静に集中していたかが良く分かります。
イタリアの次の相手はサンドとトマソンよりもさらに怖いイブラヒモビッチとラーションがいるスウェーデンですが、同じような強みを持つ相手だけに、デンマークと同じようなチーム状態だと相当厳しくなるでしょうね。いや、本当にユーロは厳しいですなあ。
ところで極東はと見ると、アジアカップの予備登録メンバーが決まったようですね。曽ケ端と高原と小野が五輪優先のため外れた事が第一の注目ですが、怪我以外の海外組もしっかり入ってますね。鹿島復帰が既定路線と言われる柳沢と鈴木やGKの川口はともかく、中村はアジアカップ>親善試合>新監督のチームへ合流というハードスケジュールになってしまうのに大丈夫なんでしょうかねえ・・・

モバイルバージョンを終了