イタリア セリエA第34節 レッチェ-レッジーナ(2-1)

前節で仲良く残留を決めた南部のチーム同士の親善試合。中村もコッツァと共にトップ下に並んで入り、11月以来の久々の先発。
試合は・・・と書きたいところだが、気持ちの入ったガチガチの潰し合いが無いセリエ下位の試合が想像以上につまらないので(笑)中村の出来についてだけコメント。
CKでのアシストはあったものの、やっぱり前線への鋭い飛び出しも中盤での厳しいチェックも無く、ひたすら安全なボランチやサイドの位置に流れては受身でボールを待つプレイに終始するなど流れに乗れず、非常に不満の残る出来だったと言える。
来期もレッジーナ残留が濃厚らしいが、チームの中で実効性のあるプレイは何なのかを真剣に考えて、課題を解消する努力をしなければまた今期と同じような結果が待っているだろう。とにかく前線でのプレッシャーに耐えて体を張るか、ボランチの位置でピルロのように守備を学んで展開役に徹するかどちらかを選択して精進して欲しいものである。