今日の戯言

連休中の間は、海外リーグもミランやアーセナルが早々に優勝したのに対し、リーズが降格決定でペルージャが崖っぷちとおなじみの顔が消えつつあり、常にフットボール界は変転しているんだなあと感慨にふける今日この頃ですが(以下略
そしていよいよ大詰めのCL。と言っても今日は自転車レースの「北の地獄」パリ-ルーべを見ていたのでチェルシー対モナコの試合はまだ前半のみの観戦ですが、プレミアのホームらしいエキサイティングな試合でしたね。
これでCLの決勝はポルトとモナコになったわけですが、UEFA杯のようなカードだとかトヨタカップは席が取りやすそうだとかの話は置いといて(笑)、ポルトガルとフランスといった欧州中堅リーグのチームが勝ち抜いた事は、結果論とは言え注目すべきでしょう。
その理由として考えられるのは、やはり移籍市場が冷えた事で有能な選手がビッグクラブに引き抜かれる事があまり無かった事、それゆえにビッグクラブの選手層が薄くなって自国リーグとの掛け持ちで選手が疲弊してしまった事、そして何よりそういった状態のビッグクラブに勝てるぐらいに両チームが戦術的に鍛錬されていた事が大きいような気がします。
練習時間の取れるクラブと代表では事情が違うとは言え、コンディションの悪い自由なスター集団に小粒な戦術集団が十分勝てる事が証明されたわけで、今年のCLがサッカー界にもたらす影響は結構大きなものがあるんじゃないかと思っています。ま、どこぞの国のトップの方々には馬耳東風でしょうが(笑)。