今日の戯言

とうとう秋田の移籍先が名古屋に決まりましたね!まあ競争相手がC大阪、広島、京都程度じゃビジョンも金も相手になりまへんわな(笑)。
それに比べて(?)どうもパルマラットが本当にやばいようで、中田もボローニャに「出稼ぎ」レンタルとの噂があるようですね。昨日の試合では後半から出場していましたが、パルマは負けてしまいました。戦評は下に簡単に書いています。個人的にも、パルマラットのパルミジャーノ・レッジャーノチーズを愛用しているので手に入らなくなると困るんですが(笑)。
そしてGiresseさんからJのスケジュールについてご意見。

「愛さえあれば年の瀬なんて」とも言われますが(?)、この時期になると、愛もなく捨てられ、年の瀬の路頭に迷いそうになるJ選手が多数発生します。オシムの言ではありませんが、まだ公式戦が残っているにも拘らず、です。
1月期の契約は、これ(メンタル面)以外にも弊害があると思われます。
海外移籍を希望する場合、契約満了を待つと中途入団となり、それでなくともコミュニケーションに不安のある日本人選手は、なじんだ頃にシーズン終了。そこで、向こうの開幕に合わせて移籍すると、今度は移籍金が必要で、よほどの実績がなければ獲得を見送られる。
藤田のケースでは、オランダの開幕に合わせて送り出してもらったものの、クラブに対して「借り」を作った格好になり、言われるがまま帰国と、前時代的な小作人扱いされていました。
やはり、個人の夢と、代表の強化を追求するのであれば、タイムスケジュールを欧州のそれに合わせるべきだと思うのです。それは、検討される予定の1シーズン制導入と併せて行うと、スムーズに移行できるのではないでしょうか。
○リーグのシーズンは、多くの入場者が見込める、夏休み最後の日曜からゴールデンウィーク最後の休日まで
○契約は7月1日~6月30日(移行年のみ1月1日~翌年6月30日。高校・大学の新卒は、入団直後に故障した場合を考慮して、入団翌年の6月30日まで)
○移行年の3月~8月分の収入減と、1.5倍に上る人件費の対策として、
●J機構、協会(JAWOC分含め)が貸付、または連帯保証をして金融機関から融資
●リーグカップ戦(現ナビスコ)をJ1、J2合同で開催(28クラブを4組に分け、少なくとも6試合はホームでできるホーム&アウェー式の予選リーグ実施)
○以降、冬のカップ戦(天皇杯)に対し、春のカップ戦と位置づけ、控え・新人の育成や、J2の活性化(J1への対抗心、地元意識)を図る
○試合数の増加で、入場料増収(マスコミ露出が増えれば、新スポンサー獲得も)+選手のスタミナ強化

これも以前から言われている夏春制シーズンへの移行問題ですよね。
これのメリットとしては、メールに書かれているとおり欧州移籍へのハードルが低くなる事と、プロ野球とシーズンがずれるのでマスコミ露出がしやすくなる(マラソンや駅伝、大学ラグビーなどが好例)と言う事、夏季の暑さによる試合の質の低下を避けられる点で、デメリットはやはり冬季の降雪と、寒い時期の観客動員でしょう。
ただ、欧州移籍のしやすさを理由にするには、広山やパクチソンのような海外で通用する実力選手で移籍金0という形は普通はまずあり得ませんし、代表スケジュールという点でも、日本だけを合わせるのではなくてアジアのスケジュールも含めて考えるべきだと思っているので、やはり移行への判断はマスコミ露出と気候+動員とのバランスがメインになるのかなと思います。もし民放での放送が多くなると、昨日のような降雪による遅延は相当スポンサーに迷惑をかけますしね。
日本はまだ動員も不安定で、シートにヒーターが入って冬季観戦に配慮されているオランダなんかに比べると施設も貧弱なので、もっとザスパなど北のクラブが増えて、天皇杯での動員や環境状況のサンプルを見てからという事になるんじゃないでしょうか。