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イタリア セリエA第14節 パルマ-レッジーナ(1-2)

中田がボネーラに代わって出場した後半からの観戦。
1点ビハインドのパルマは徹底的に攻めに攻めて、試合終了5分前に相手のハンドによるPKで一度は同点に追いついたものの、ロスタイムにカウンターから起点を作られて最後はゴール前に飛び込んだコッツァに決勝点を決められてしまった。
今日のパルマはとにかくセットプレイなどゴール前のマーキングが非常に甘くて再三レッジーナにフリーでシュートを打たれていたのだが、コッツァの決勝点が集大成という感じだった。攻撃でもブレシアーノ、交代で入ったカルボーネ、SBジュニオールの左サイドがことごとく精彩が無く、レッジーナの守備の集中力に完敗していた。コンディションに加えて経営問題が影を落としているのも確かだろう。
中田自体は、PKにつながった場面で攻撃にからむなど、攻撃の組み立てと言う点ではまずまず良い働きを見せていたものの、守備面では最後の失点場面でテデスコのドリブルに飛び込んであっさり抜かれるなど、1対1の対処やポジショニングの甘さに課題が残ったと言える。個人的には、今後もボランチとして起用されて欲しいのだが、ボローニャに移籍すると監督が元ペルージャのマッツォーネだけに、再びトップ下にされそうではあるが・・・

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