サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

今日の戯言

昨日の中国戦の勝利で、またあちこちで3バック対4バック論が噴出してますね。いい加減最終ラインの数だけで戦術の優劣を論ずるのは止めて欲しいんですが、何も言及しないのもつまらないので簡単な解釈をしてみますと、「3バックの方が中盤の数が多くて支配しやすいが、それで中盤が支配できないとサイドを崩される」「中盤支配の鍵はラインの押し上げと連動したプレス、そしてボールポゼッション」というところじゃないかと思います。
例えば、U-20のコロンビア戦の場合で1対1で負けた上に3トップ気味にして中盤が薄くなったために山口の裏を突かれ、サンドニではフランスのテクニックとプレスにこちらのプレスが全く機能せずにウィルトールなどに軽々突破されたのが3バックが機能しない良い例ですね。昨日の中国戦でもプレスが機能してなかった前半は日本も危ない場面を迎え、後半の中国は日本に中盤を支配されたにもかからわずラインだけを高くしたために久保に裏に抜けられました。
そう考えると、ボールを保持する能力の高い海外組は4バック、そうでない国内組は3バックというのは、ジーコがそこまで見通しているとは考えにくいですが(笑)、バランスという点では一応理にかなってはいるんですよね。ただ、アジア相手ならアジアカップのように海外組入り3バックで徹底的にボールを支配して鳥かごにするのが手っ取り早いとは思いますがね。
さて、忙しい事に今晩はまたワールドユースですが、グループABCの最終戦が終わって2グループの3位が勝ち点3で終わった事で、日本はエジプトに引き分け以上ならグループ突破できる事になりました。負けた場合は得失点差の争いになりますが、UAEとカナダが-2なので、現在-2の日本は1点差でも負けるとちょっと厳しいですよね。つくづくコロンビア戦の最後の失点が痛いです。大熊監督はちゃんと計算していたんでしょうか。ただ、エジプトも決勝トーナメント進出が決まっているので、日本戦でどれだけ戦力を落としてきてくれるかも影響しますね。他力本願なのが情けないですが・・・(笑)
ところで、昨日から左上にお遊びで現在のアクセス人数を表示させるようにしたのにお気づきでしょうか。今更ですが、結構な人数の方が同時に見てらっしゃるんですよねえ。いつ1人(つまり自分以外0人)になるかと思ったのですが、私が起きてる間は一桁もほとんど無いのは意外でした。きっと夜中には1が表示される時があるんでしょうけど。
まあ、ここにはチャットも掲示板も無いので、同時に何人来てようが何がどうなるわけでもないんですが、数字をぼーっと眺めていると、皆黙々と本を立ち読みしているだけでさっぱり本が売れない本屋の主人みたいな気分になります(笑)。あ、でも左のAmazonバナーから本当に本を買っていただけると、もちろんありがたいんですけどね(笑)。

モバイルバージョンを終了