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今日の戯言

日本、勝ちましたね! kobaさんから突っ込みのメールをいただきましたが、これで「3バックの良さが分からない」と言ったジーコは良さを分かってくれたんでしょうか。いきなり3バック信奉者になったりして(笑)。kyorecobaさんによれば、

>しかしこの自信はどっから来るんでしょうか。て言うか、W杯後にあ

>れほど噴出した3バックダメ論はどうなったんだ(笑)。
この手の方は別にラテン系に限ったわけではありませんが、かないませんなぁ。まあ、論理的な発言を期待しても土台無理なわけで…。
3バックは駄目→4バックがいい→やっぱ慣れてない→
3バックなら慣れてる→宮本に丸投げ→自信がある。
この程度の『感情の推移』と思っています。

らしいので十分あり得るかもですね。とりあえず自信があったことはウソにはならなかったわけですが(笑)。これでも海外組が帰ったらやっぱり4バックに戻すんでしょうか。で、試合の戦評はこちらをどうぞ。
さてJに話を移せば、今年はストーブリーグが熱いですよね。秋田に京都がオファーシジクレイがガンバに移籍、その神戸は前川崎の石崎監督が有力、セレッソには元ハイデュク・スプリト監督ナドベザ氏、そして京都は西村氏と、関西勢の動きが激しいです。それにしても京都の西村監督の起用理由が、予想通り「J2を経験していること」だったんですね・・・木村氏は一度J2時代のセレッソのビデオを取り寄せて見た方がいいですよ(苦笑)。しかも、町田にまで戦力外通告とは京都フロントの考えている事が良く分かりません。鳥栖もそうですが、明らかにサポーターの声が届いていないですよね。昨日は指導者の経験不足と書きましたが、経営者はもっと(以下略
あと、まだ続くイギリスとラグビー話ですが、「おとうさん」によると、ラグビーでは「ブリティッシュ・ライオンズ」というイギリス合同チームが存在するそうですね。無知な私は全く知りませんでした。しかもサッカーではイングランドにとって不倶戴天の敵とも言えるアイルランドまで混ざっているとは意外です。やはり、これはイギリスにおいてラグビーが上流階級出自のスポーツである事と、そのノーサイド精神が影響しているとしか考えられないですよね。「むらさき」さんからいただいた以下の解説を読むと特にそう思います。

スコットランドを語る上で絶対にはずせない惨劇。それは1746年、イングランドと交わした「カロデンの戦い」です。この戦いはイングランド史上、最も残酷で最も破壊的な戦いだったと、言われています。スチュアート家の王権奪取を目指し、ボニー・プリンス・チャーリーの下、スコットランドのハイランドのクランが集まったのでした。
スコットランド側の完敗のあと、イングランドはハイランド掃討をやってのけました。家の焼き払い、クラン姓の使用禁止、彼らの団結と結合の象徴であり、誇りでもあったタータンとキルトの使用を禁止し、バグパイプの演奏も封じられ、いかなる武器の携行も禁止されました。牧羊地への転換のために農民駆逐、不作と疫病が重なり、飢餓で死んだものも数知れず。多くのものが、新世界をめざし、オーストラリア、アメリカへと船荷よりもひどい扱いで渡りました。それでもスコットランドに残るよりはましだったから。アメリカ独立宣言の署名の過半数はスコットランド出身者だったそうです。
カナダは州ごとにタータンが決まっているのはご存知でしょうか。ハイランド出身者がいかに多かったかという表れでもあります。
イギリス軍にハイランダー連隊がありますが、元はといえば、ハイランド掃討のあと、イングランド軍に仕える場合のみ、キルトの着用、バグパイプの演奏が許されたのです。イングランドは、当時の植民地主義情勢で、勇猛果敢なハイランダー兵を必要とし、生活に困ったハイランダーの多くが加わりました。
スコットランド人がイングランド人に抱く屈辱の象徴、ウェストミンスター寺院にある英王室戴冠式の椅子に嵌められた、スコッツ族の聖石「スクーンの石」Stone
of Destiny
が1996年に実に700年ぶりに、スコットランドに返還されたことも記憶に新しいと思います。

これで一つまた賢くなりましたね。このサイトもたまには役に立つもんです(笑)。
最後に、hideさんの「sports
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