サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

今日の不機嫌

いや~、今日は朝から気分が悪いです。もちろん、その原因はここに書くまでもありませんね。MASAさんからは「『蹴閑ガゼッタ』の予想勝ち」。とのメールをいただきましたが、悪い方向に予測が当たっても嬉しくとも何ともないですよ(苦笑)。しかし湯浅さんのポジティブ思考も今回ばかりはかなり無理がありますね(笑)。
だいたい、今までポッカリサッカーしかやってなかったチームが、いきなり「引いた相手を崩すためにテクニックとスピードで!」なんて考えたところでそうそううまく行くはずはありません。パスをつないで攻撃的に行って欲しいとは書きましたが、グループリーグ突破のために勝ち点リードで迎えた重要な2戦目で、個人技で勝るコロンビア相手にやる事じゃないですよね。
結局、選手個々やチームが、世界に対して何が通用して何がだめなのかを指揮官が把握出来てないのですよ。だから頭の中だけでプランを考えて、それでうまく行くはずだと自己満足してしまう。まあ、ワールドユースの監督やW杯でコーチをやってた人が大久保1トップなんて空想プランをやってしまうんですから、監督というものは気がつけば魔がさしてしまう商売なんでしょうね。それにしても日本は選手よりも指導者の経験不足のほうがよほど深刻です。
そのワールドユースについてですが、ロンドン在住のパルミさんによると、TV中継が無いのはもちろん、サッカーマニアでもこの大会の事を知っている人がいないらしく、本当に欧州では軽視されてしまってるようです。コロンビアにヒーヒー言ってる場合じゃないですよねえ。
鬱な話題を変えて、「soutan」さんからの鹿島の選手放出についてのご意見。

ところで相馬に続いて秋田も戦力外となってしまったようですね。私は鹿島の試合を熱心に観てるわけではないので秋田の衰えぶり(笑)はわからないのですが、まだ他のチームなら通用する力はあるのでしょうか?

秋田についてはやはりスピードの衰えは隠せませんでしたね。鹿島の場合は勝つことが義務付けられている強豪で、どうしてもラインを上げて攻撃的に行く必要があるため、裏への不安がある秋田では限界があったように思います。従って、守る事が多い中位以下のチームで、特に守備陣の経験が不足しているところには良い補強になるんじゃないかと思います。
また、マルディーニなどに比べてどうかですが、秋田は彼らのような読みタイプじゃなくてハードマーカーですし、残念ながら東洋人は筋力に劣る分、年齢で衰えやすい瞬発力に頼る傾向があるので、ヴィエルコウッドやマテウス、元清水のサントスのように40台までやるのは難しいんじゃないでしょうか。ただ、今は以前に比べるとスポーツ医学や栄養学が発達しているので、これからはある程度カバーしていけるようになるかもしれません。
ところで、さっきまで明日が中国戦だという事を忘れてました。試合がありすぎてもう訳が分かりません。しかしこの自信はどっから来るんでしょうか。て言うか、W杯後にあれほど噴出した3バックダメ論はどうなったんだ(笑)。

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