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オランダ エールディビジ 第6節 ズヴォレ-フェイエノールト(0-3)

中田が先発を外れたおかげでこんなクソチームをレポートするはめに(笑)。小野は引き続きトップ下で、サイドがファンペルシとブッフェル、ボランチはアクーニャとファンボンデレン、そして右SBにはソンに代えてスヴェルツという布陣。
まあ誰をどう変えてもこのチームの問題は変わらず、とにかくバックラインが低すぎて中盤がスカスカ、その選手の間に簡単にパスを通されてピンチになり、攻撃面でも誰かがボールを持っても人が動かずフォローも無い。唯一、小野がボールを持ったときだけ周りは動き出すのだが、ボランチが小野を追い越していけるほどコンパクトじゃないので単発のチャンスに終わってしまう。ラインが低い安全サッカーをするならばポゼッションを高めないといけないのだが、ボランチにゲームメイクのセンスが無いのでサイドの高い位置に起点を作るところまでボールを配球できない。
そんなこんなで前半は山のようにズヴォレにチャンスを作られながらも相手の決定力に助けられて何とか無失点で前半終了。
後半になるとややズヴォレのペースが落ちたのかフェイエがボールを回せるようになり、7分に右サイドからのクロスに中に入ってきた小野がワンバウンドしたボールをハーフボレー、これがゴール右に見事に決まる。そこからはズヴォレが猛攻をしかけるが、やっぱり決定力がないのでフェイエのスットコディフェンス相手に得点できない。
こうなるといかにボロフェイエでも得点できるもので、23分に相手のミスからアクーニャが左に流れた途中出場のルルリンクに浮き玉のパス、これを落ち着いて決めてようやく2点目が入る。そしてカウンターからのカイトの折り返しを中央に飛び込んだ小野が今日2点目のゴールをスライディングで決めた。そこからはフルハムにチャンネルを切り替え。
小野については今日は2点を取ったとは言え、相変わらずボランチのパス出しが悪くて相手のプレスが激しい時間帯は消されてしまっていた。このメンバーのままであればもっとコンパクトにして前線でアイデアのある短いパスをつなげるようなサッカーで無いと意味が無いように思う。3点目が入ってから小野がボランチに下がったのだが、これが今後のテストなのかどうかはまだ不明である。

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