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オランダ エールディビジ第5節 フローニンヘン-ユトレヒト(1-1)

ここまで2勝2敗と好調なフローニンヘンのアウェイに乗り込んでの一戦。藤田は前節後半にやって好感触だった右SHのポジション。
その相手に対し、ユトレヒトは試合開始直後の3分に右スローインからのボールを藤田がワンタッチで縦にパスを流し、そこからのクロスをタンゲがボレーで決めて幸先の良い先制をする。しかしホームのフローニンヘンは早い出足でユトレヒトの攻撃をすぐに封じ込め、サイドを中心にユトレヒトを攻め立てる。
そして22分、カウンターから中央をドリブルで持ち込まれてそのままシュート、GKがはじいたもののサルモンにこぼれ球を押し込まれて同点。その後もラインが下がりっぱなしのユトレヒトに対しフローニンヘンはチャンスを量産するがユトレヒトは何とか防ぎきって前半を終了。
後半になってもフローニンヘンの攻勢は続き、ユトレヒトはカウンターの場面でもなかなかボールがつなげられない。そして後半15分に藤田は交代してしまう。その後もバーに当たるシュートなど決定的なチャンスを作られるも何とか粘って勝ち点1をゲットした。
今日の藤田は対面のピーナスの強力なスピードに守備に忙殺される時間が多く、先制の場面以外は前線で攻撃参加する事はまれだった。また攻撃に転じたときもまず縦に大きく蹴られてしまう事が多くて藤田の得意な細かいパス回しが無くて良さが生きなかった。藤田自身もパスの弱さや1対1でのボールの取り合いで負ける事が多く、アウェイでの肉弾戦での力不足がやや目立ってしまった試合だった。

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