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イングランドプレミアリーグ トットナム-フルハム(0-3)

時期遅れの観戦なので、稲本に関する評価のみ。
この試合は、アウェイと言う事で稲本はほとんど前線に上がらず1ボランチのような形で守備に専念していたのだが、後半こそややマシになったものの、スパーズのFWリケッツに対して飛び込んではトラップやドリブルで簡単に交わされるといった、アジリティ不足、予測力不足が目立ち、攻撃でもロングパスを左右に配球する場面はほとんど無く、近くの選手にはたいて渡すような形がほとんどであり、本来の1ボランチの役割である中盤の守護神的な安定感や確実性、攻撃の起点といった働きが出来ていたとは言いがたい。
ただ、攻撃も守備もいきなり高いレベルを期待するにはまだまだ稲本の頭と体では難しいだろうから、守備なら守備に専念させて、そこで慣れてから次のステージにレベルアップする方が成長と言う意味では近道であるように思う。

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