コンフェデレーションズカップ Gr

フランス-コロンビア(1-0)
さすがにゲーム展開まで書くのはしんどいので、とりあえず日本と対戦する場合にどうかという視点で書いてみる。
フランスはプレスの速さと厳しさは凄いものがあるが、ペドレッティ、ダクールのボランチに展開力が無く、シセは昨日の高原並みの決定力だしカポはこれまた三都主に輪をかけた単調さで、後半にピレスが入ってからはその絶妙なポジショニングと視野の広さでフランスらしい攻撃を見せたものの、アンリの個人技以外はボールを奪って早い攻めのみと言うどこかで見たようなチームに成り下がってしまっている。もちろんレベルは比較にならないが。
また、リーグ戦の疲れが皆に残っているようで、かなり後半はグダグダになってコロンビアに攻められてしまっていたのも不安な点だろう。
中一日の日本戦にどういうメンバーで来るかは分からないが、中盤でちょっと判断に迷ったりフォローが遅れてしまうとあっという間のカウンターでやられてしまうだろう。コンパクトなプレスからワンタッチの早い展開でサイドに開いたFWに渡し、そこから中盤の飛び出しを生かした展開で攻めたいところだ。
コロンビアは守備のマークの強さや寄せの速さは凄いが、攻撃についてはベセイラのスピードにさえ気をつければ決定力が無いので攻撃はフランスほど怖くない。カウンターに気を付けつつゴール前のドリブルでうまく突っかけてセットプレイからの得点に期待したいところである。とは言え、先制されると逆転が非常に厳しい相手なのは間違いないが。