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オランダエールディビジ フェイエノールト-RKC(2-1)

フェイエにとっては来期CL出場権をかけた大事な試合・・・のはずなのに気合が空回りしているのか、皆やたら前がかりになって、しかも相手の3トップに対してエマートンが前に上がりすぎてしまい、DFが1対1にさらされる場面が多く、カバーリングも徹底されていないので序盤に相手のカウンターからピンチを何度も迎えてしまう。
案の定、6分に相手に簡単にポストプレイをさせてしまった場面から軽々とDFの間にパスを回されフェイエは早速失点を許してしまう。その後はますます前がかりになったフェイエが押し込むが、ファンペルシやカルーが無理なドリブルを仕掛けてはカウンターをくらうという嫌な展開。たまにチャンスがあってもポストに嫌われるなど運も無く時間を無駄に費やすのみ。
しかし、ようやく38分にボスフェルトが狭いスペースをドリブルで抜いて右サイドぎりぎりからクロス、それにカルーが頭から飛び込んでフェイエはようやく同点に。
後半になっても左サイドのパーウェが上がりまくっていたせいで右から大ピンチを何度も迎えるが、不思議とことごとく相手のどフリーのシュートがキーパーに当たり(笑)、フェイエは何度も命拾いする。こうなると勝ってしまうのがフェイエの運の強さで、76分に神様がFKで当たり前のように得点、後は何とかかんとか逃げきった。
アヤックスもまたフェイエ同様かろうじて勝ってしまったので、次の相手がPSVと、フェイエにとってはかなり厳しい状況になってしまったが、諦めずに頑張って欲しい。
小野は今日はフル出場で惜しいシュートも2回ほどあったのだが、正直あまり動けていなかった。特に守備の場面では全員が上がりまくっていたために気の毒な面はあったが、カバーに行く回数が少なくてピンチを迎える原因を作っていた。気候的に暑くなってきたせいか、ますます疲労が募っているのだろうが、次の天王山に備えてよい準備をして欲しい。

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