サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

オランダエールディビジ ユトレヒト-フェイエノールト(1-2)

今節アヤックスが勝っているのでフェイエにとっては負けられない試合。小野も怪我から復帰して久々のベストメンバーで挑む。
フェイエは幸先良く試合開始直後の3分に、カウンターからファンペルシがシュート、それが跳ね返って来たボールをまたシュート、これが決まって先制。そのすぐ後にカルーがDFのパスをカットしてGKと1対1、しかしこれをGKに当ててしまう。
こういうチャンスを外すとしっぺ返しがあるもので、12分に来期フェイエに入団が決まっているカイトからのアーリークロスがフェイエのDFの間を抜けたグルセビッチに渡ってうまいトラップから決められ同点。さらに23分にファンペルシがアフターチャージで一発レッドと相変わらず苦しい試合にしてしまう。
その後は前線の鋭い飛び出しとワンタッチパスにフェイエの守備陣が振り回され危ないピンチを迎えるが何とかしのいで前半終了。ここでフェイエは激しいタックルを受けておそらく脳震盪気味になったせいで明らかにプレイがおかしくなっていた小野に代えてアクーニャを投入。
後半も開始から同じようなペースが続くが、さすがに60分を過ぎてからはユトレヒトも運動量が落ちて、フェイエもカウンターからのチャンスを作り始める。そして71分にルルリンクのグラウンダーのCKをうまく拾ったブッフェルがゴール前の混戦からシュートを決めてフェイエ貴重な勝ち越し。そこからユトレヒトの猛反撃かと思いきや気持ちもスタミナも切れたのか雑なミスが増えてしまいフェイエは余裕で逃げ切ってしまった。
小野はタックルを受ける前までは落ち着いたボールの配給を見せていてなかなか調子が良いように見えただけにアクシデントは残念だった。しかも相手の明らかなアフターからの体当たりなのにイエローすら出されなかった。この判定以外にも首をかしげるような判定が目立ち、試合には勝ったものの見てるこちらにとっては後味の悪い試合であった。

モバイルバージョンを終了