稲本と高原

この2人については途中出場したところからしか見ていないので、戦評ではなくそれぞれの出来だけを書く事にする。
まず稲本なんだが・・・湯浅氏が派手に説教を書いているけど、ほんとにその通りである。とにかく、壊れたオルゴールのように、ほとんどの時間はボーッと突っ立っているだけ、たまに思い出したようにスペースへ走ったりボールを奪いに行ったりしているだけ。
一度絶好のカウンターチャンスの場面があったのだが、その時も明らかに周りの選手よりスタートのタイミングが遅い。途中出場なのに、カウンターの場面で先発の選手に追い抜かれるってのはどういう事だ!とTVに向かって怒鳴りそうになったぐらいだ。
もしかすると体調面に問題をかかえてるのかもしれないが、あれで本人は万全のつもりなんだったら、当分出番は少なくなってきそうな気配である。
次に高原。まあゴール自体はごっつぁんだったし、一度ヘッドで流したボールをトラップミスしてシュートできなかった場面もあって手放しで誉められはしないのだが、稲本と一番違うところは、攻撃でも守備でもとにかく積極的に動こうとしているところ。味方がボールを奪ったらとにかく前へ走る、近くの敵がドリブルを開始したら最後まで追っかける。よしよし。
途中から出てきて走り回り、そのプレイに周りが引きずられるから試合内容が好転する。これが出来るからこそスーパーサブなのである。そういう選手にはサッカーの神様も運をくれるのだろう。この調子、この調子。