シュトゥットガルト-ハンブルガーSV(1-1)

前半からシュトゥットガルトが押しに押し捲る展開。ハンブルガーはサイドの戦いで圧倒的に劣勢に立ってチャンスを量産させてしまう。そして20分にヒンケルが右から突破し、深いところからのクロスをクーラニーが見事なヘディングを決めてシュトゥットガルトが先制。その後も何度もシュトゥットガルトはゴール前のFKを始め決定的なチャンスを得るのだが、どうにも決められない。
そして43分に、右サイドでフリーになっていたバルバレスからゴール中央から右に流れたマハダビキアにパスが渡り、角度の無いところからシュートを決めてしまう。ちょっと気になったのが、この時のシュトゥットガルトのDF陣の並びで、ゴール前から左前方向に綺麗に4人並んでいて、マハダビキアはそのラインの下に入り込んだ形になったのだが、これってジーコがカンファレンスで見せた「フラットにならないカバーリング守備のポジショニング」と同じなんだよね。ジーコはこういう時の対策はどうするのだろうか・・・
後半15分にカルドーソに代えて高原投入。そこからはややハンブルガーの時間帯になり、右からのアーリークロスに高原がヘディングで合わせた場面があったのだが、GK正面に飛んでしまう。しかし、良い時間帯も長く続かず25分ごろからはまたハンブルガーは防戦一方になり、最後は引き分け狙いで守り通して終了。ハンブルガーとしてはアウェイで3位相手に勝ち点1はまずまずの結果というところだろう。
高原は決定的チャンスを決めてれば良かったが、攻守ともにからもうとする姿勢が見られ、全体的にはまずまず。しばらくはこういう使われ方になるだろうが、今の姿勢を保っていれば、また点を取るチャンスはめぐってくるだろう。