パルマ-モデナ(1-1)

パルマは終始押しながらも、相変わらず中盤と前線のコンビネーションが無くチャンスを作れない。対するモデナはコンパクトで堅い守備から球離れの良い展開でカウンターを仕掛けてくる。
そして、これまたパルマのお約束であるアドリアーノの強引な突破から前半26分に先制。そして2分後には右サイドからの折り返しを全くどフリーのスコポーニがボレーで決めて同点。
後半からさらにパルマはゲームを支配するも、モデナは1対1で粘ってしのぎ切る。80分以降にパルマは怒涛の攻撃を仕掛けたのだが、そこも体で阻まれてタイムアップ。
ムトゥとアドリアーノが出れば攻撃の形は悪くても点が取れて、どちらかが欠場すれば形が作れていないために得点が取れず、また形作りを諦めて振り出しに戻ると言う、今期のパルマのジレンマを象徴する試合だった。
中田は後半こそいくつか良いアイデアを見せたのだが、きっちりマークされていた上に左のジュニオールほどカルドーネがフォローしてくれないために全体的には孤立という、これまた最近のパターン。
ま、録画で見るにふさわしい試合だったね・・・ハァ。