ペルージャ-パルマ(1-2)

寝過ごしてしまい、前半30分過ぎからの観戦だが・・・
とにかく前半からペルージャの組織と運動量がパルマを圧倒しつづけた試合。
ペルージャが中盤の忠実なサポートによるトライアングルパスでどんどんボールを動かすのに対し、パルマは前線と中盤がぶつ切りで、創造性が全く無い。
問題点ははっきりしている。最近は、中田に厳しいマークが付けられる事が多く、そちらにボールが展開されずにひたすらアドリアーノやムトゥへの足元パス>強引な勝負だけになってしまうのだ。たまに中田がクロスしながら真ん中に進出する動きがあっても、例の2人が全くそれを使おうとせず流れを断ち切ってしまう。
後半早々にミッコリのドリブルからペルージャが同点に追いついたが、パルマが72分に先制点と同じようにセットプレイから勝ち越し。それからはさすがにペルージャもがっくり来たのか攻撃的には行くものの、運動量が下がって実効性が無くなってしまい、そのままタイムアップ。
中田はマークをべったり付けられ、ほとんど存在感が無かった。個人突破力が低い中田に、マークと戦術の縛りを付けられたら役立たずになるのは当たり前である。ちょっと邪推をすれば、個人的なモチベーションも低くなってしまっているのかもしれない。さて、彼がこれからチームや代理人に対してどう動くのか注目である。