フェイエノールト-トゥエンテ(4-2)

いや~、小野は体が重かったらしいけど、後半は本当に動いていなかったねえ(笑)。ちょっと解説の川本氏は小野を持ち上げすぎ。しかし、こうやってある程度ちんたらやっててもそれなりに勝ててしまうオランダにいる小野より、セリエで必死こいて走り回っている中村の方が、今シーズンが終わった時には成長している可能性があるんじゃないかと思ってしまう。小野にはもうちょっと危機感を持って欲しい。
チーム全体を見れば、フェイエは今までとは違って明らかにラインが高く、ウインターブレイクでディフェンスを修正してきた成果が出ていた。いつもならオフサイドを取る事もほとんど無かったのに、この試合ではファンボンデレンが何度も前線に飛び出してチャンスを作っていた。これはラインが高くないと不可能な事である。
ただし、デノーイエルがまだ他のメンバーと呼吸が合ってなかったり、コンディション不良もあるのだろうが、まだボスフェルトと小野が十分なプレス役を果たしていなかったために裏を取られての失点を作ってしまった。って書くと、何か散々書いた事のあるような文章なんだが(笑)。それでも、最後までラインを簡単に下げなかった事は、今後の戦いに向けて評価したい。
攻撃陣も、カルーが今まで見たことが無いくらいの絶好調で、ファンホーイドンクも余裕と視野の広さが戻り、ファンペルシはコネコネにさらに磨きがかかり・・・っていいのか(笑)、かなり全体的に明るい材料が出てきたと言える。これで小野とボスフェルトに調子が戻れば、次のアヤックス戦も期待出来そうである。