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ハンブルガーSV-ブレーメン(1-0)

うーん、これで2試合見たことになるけど、ドイツサッカーってのはこんな感じなのかねえ・・・まあダービーと言うせいもあるのかもしれないが。
一言で言うと、「1対1の男の世界」という感じ(笑)。基本的に4バックなんだけどサイドがかなり高い位置に張るので、ゴール前は自然とFWとCBの1対1になる。そこで抜ければ大チャンス、時間がかかるとSBが戻ってきて止められるという場面が非常に多い。ゴール前での細かいパスワークが得意なスペインリーグのチーム相手だとボコボコにされそうなサッカー。そりゃ足元のテクニックで1対1に強みを見せるブラジル人FWが活躍するわけだと思った。
従って、組織にうるさい(笑)日本人としては、HSVの出来に不満なところはたくさんあるのだが、勝ったから良しとするべきなのかもしれない。しかし、ベンジャミンのクロスはどうにかならないのだろうか。フェイエのギャン並みだな、あれは。
高原はと言えば、ポストプレイもミスが無く、飛び出しから良いチャンスを何度か作ったりと、1試合目よりははるかに出来は良かった。ただし、点を決めるべきチャンスが少なくとも2回はあったのでちょっと複雑である。また、シュートに持ち込めそうな場面でもわずかにタイミングやコントロールが狂ってチャンスを逃したりと、ゴール前で余裕のあるJとは違う、ブンデスリーガの早さと強さに慣れていない感じもある。もっともっと、DFの裏をかいて前に飛び込むとか次のプレイを読んだトラップの精度を高めるなどの、「一瞬の技のキレ」のレベルアップが必要だ。
来週はいよいよバイエルン戦である。カーン相手のゴールは今までの数点分の得点に匹敵する。ライバルのバルバレスがFWはこうやるんだよと言わんばかりの点を取っているだけに、大黒柱のロメオが戻って来るまでに結果が欲しいところである。

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