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レッジーナ-ボローニャ(1-0)

中村のファンタジーは見れなかったけど、レッジーナのキーパーのファンタジスタぶりは凄かったなあ・・・(笑)
それはともかく、実況でも言っていたように、レッジーナが良かったと言うよりはボローニャが情けなかった試合。攻めるスペースがあまり無かっただけに、フリオ・クルスがクサビを受ける仕事を確実にやる必要があったのだが、レッジーナのへなちょこDF陣にすら勝てないようではどうにもならない。あのパルマと互角だったボローニャはどうなってしまったのか・・・
この試合、レッジーナは恥も外聞も無くひたすらスペースを埋めてマークを厳しくする守備に終始した。どうやらデカーニオ監督は整然としたライン戦術をあきらめてしまったようだ。選手がポジショニングだけでいっぱいになってしまうぐらいなら、きっちり人に付いたほうがマシと思ったのかもしれない。まあ、それでカウンターが成功したのだから、これからもこういう試合運びになりそうだね。
中村についてはなあ・・・何度も何度も何度も何度も書いているんだけど、攻めの時にもっともっと相手が嫌がるポジションを取らないとダメだ。
前半はボールを奪っても前に出る切り替えが遅く、ボールホルダーの横やちょっと前を手を広げて走っているだけ。そんなところでパスをもらっても、単に攻撃のスピードが1つ遅くなるだけだ。レッジーナがそんな手数をかけた攻撃で点を取れるチームなら今ごろこんな順位にいないっての。
1トップ下になった後半は、せっかくカウンターの場面になっても中村は最初からサイドライン一杯を走っている。何だそりゃ。サイドから中に切れ込んでスルーパス受けるとか、中からサイドへ開いてマーカーを引き連れるならともかく最初からサイドにいてて一体何をするんだよ。
まあ、守備はちょっとは人に当たれるようになった事は良かったけど、まだプレスの連動と言う点で浮いた存在なのは確かだし。全体的にまだまだ不満。

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