2002年

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海外組第一弾

稲本は得点の基点になったパスもあってまずまずの働きだけど、やっぱりペルソナリタが見える存在にはなっていないようだ。動きもそうだが、ボディコンタクトの少ないJで育ったせいもあるのだと思うけど、ボールを受けたときやそこからキープに移るときに体が棒立ちになっているのがプレイに安定感を欠く原因の一つではないだろうか。中村なんかとは違って質量があるからちょっと当たられて倒れるようなことはないんだけど、手と上 […]

海外組第二段

パルマの出来がどうこうよりも、トリノがひどすぎるね、こりゃ。見てるのがつらくなるぐらい悲惨だ。神戸やレッジーナが果敢に戦っていたのを見た後だと、特に差が際立ってしまう。トリノもなあ・・・パルマで全く組織を構築できなかったウリビエリが監督というだけで結果は分かりそうなもんだが。論評するに値しない試合。 しかし、イタリアサッカーの不思議なところは、このウリや名波時代のベネチアで指揮をしていたスパレッテ […]

感謝

サイトを立ち上げてからしばらくは、特にどこにも宣伝せず、毎日自分のページを見てみて、「うへへ、今日も誰も来てないや」と、誰にでもオープンである広大なインターネット空間で一人ぼっちの、まるで透明人間がフル○ンで繁華街を歩いているような一種の快感を味わっていたのだが、それにもちょっと飽きてきてしまって、かと言っておおっぴらに宣伝するのは気恥ずかしくて、カフェの名前のリンクに密かに忍ばせただけだったのに […]

ベスト16の責任

スカパーはFootとかfor footballとか伝説のWCJなど、良い番組がたくさんあって、試合の無い日でもフォローするのが結構大変だったりするのだが、たまにはどうしようもない番組もあったりする。 その代表格が「ラモテリ2トップ」だが、「サッカーここだけの話」もそれに近いものがあった。内容自体はジュビロの完全優勝や、J1残留争い、アルゼンチン戦などについて清水圭の司会で木村和司、松木、風間、永島 […]

そして神戸~

今日は神戸に応援に行った。この2年、見に行ってる試合は全て昇格を目撃しているので、ここは幸運を持っていかなければ。来年ウイングスタジアムでJ1を見たいし(笑)。つーことで中華街であんかけ焼きそばで腹ごしらえしてからユニバースタジアムへ向かったが、30分前なのになんと1階席はほぼ満員。その後もぞくぞく来る観戦者は自動的に2階席へ。スタンド上部の通路で見ている人も多い。試合が始まってもしばらくは人がど […]

マスコミは誰も触れないレッジーナの戦術変化

生では見れなかったレッジーナ-アタランタの試合をビデオで見る。中村は不思議と良かった。やっとダッシュのスキルを覚えたようで、喜ばしい限り。ただ、まだ総MP数が少ないようで、回数が限られているようではある。ここは我慢して経験値を貯めるしかないだろう。 1トップのディミケーレを軸に、サイドがどんどん上がり、中村はスペースを見つけて自由にポジションを取ってマークされにくくするタイプの4-5-1。これって […]

ペルソナリタ

UEFAカップへたれべろりん戦を見た。小野もそうだが、稲本も相変わらずポジショニングや動きに迷いが見える。良いプレーもするが凡ミスも多く、ちょっとこのままではレギュラーは難しい出来であった。 それをトルシエの言うスターシステムにこじつけるつもりは無いが、やはり日本のレベルでは、海外移籍を果たせるような選手は、どうしてもチームの中心選手、しかも中盤に限られてしまうわけで、だいたいはその選手を王様とし […]

「日本、アルゼンチンに完敗」

トルシエ時代とは全く違った、角沢とセル塩の前向きポジティブ盛り上げもむなしく、0-2の完敗。 極めて不満である。 前半は確かにコンパクトな布陣で、オフサイドラインを意識したコントロールが伺えたが、その時点ではアルゼンチンは最後こそきっちり守っていたものの中盤のプレスがゆるく、中村や小笠原がフリーで扱える場面も目立ったが、後半始まってプレッシャーをかけはじめたら完全に後手に回ってバタバタ、瞬く間に2 […]

書評

今週、2冊の本を読んだ。 1つは、ステラン・ダニエルソン著「日本発見」。これは、2002年W杯の時に、日本に滞在した、スウェーデン人カメラマンの著者が、日本に滞在するうちに気に入ってしまい、当初の滞在予定を延ばしてまで過ごした記録である。そしてもう1つは、おなじみフローラン・ダバディの「タンポポの国の私」である。 前者は、日本の生活文化や自然に感銘を受けている他に、日本人に特有の「外人に対する過剰 […]

おくやみ

そう言えば、アルゼンチン戦のちょうど次の日に、高円宮殿下が亡くなられた。スポーツ文化がまだ生活に溶け込んでいるとは言えないこの国で、皇族でありながら先駆者として引っ張ってこられた功績は計り知れない。お志半ばでのご逝去、極めて残念でならない。まだまだ、我々の心のリーダーとして活躍していただきたかった。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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