「マラドーナの神の手と五人抜き、現代の試合だったら果たして実現したプレイだったのか?」メキシコW杯 準々決勝 アルゼンチン-イングランド

昨日は身内に不幸があり、ドタバタしていて結局アップ出来なかったんだけど、一昨日はあのメキシコW杯での伝説の試合、アルゼンチン対イングランドの試合を見ていた。実況は当時のリアルタイムで、山本浩アナウンサーと、岡野俊一郎さんの解説というゴールデンコンビ。 アルゼンチンは3-1-4-2のフォーメーションでマラドーナは2トップの一角で出場、イングランドは4-1-3-2で、大会の得点王に輝いたギャリー・リネ […]

誰もが絶賛したウルグアイ戦、手放しでは賛同できないこれだけの理由

昨日は録画とは言え、情報を遮断した後の観戦だったので戦況に気を取られ、あまり細かいところまでチェック出来ていなかったので改めて試合を見直したのだが、いくつかのポイントで気になる部分があったので列挙してみる。 ビルドアップ まずパナマ戦との大きな違いは、ウルグアイが日本のDFとボランチの間に2トップが入ってビルドアップを阻害していたのもあるが、柴崎も遠藤も青山のようにCBの間に入る事はせず、ボランチ […]

「ハリルホジッチの解任とロシアでの不選出を受けて、真に”縦に速いサッカー”を会得した日本」キリンチャレンジカップ 日本-ウルグアイ

日本はパナマに快勝、ウルグアイは韓国相手に1-2で敗れた結果を受けての対戦となったキリンチャレンジカップ。日本の先発は、GKが東口、DFが長友、吉田、三浦、酒井宏樹、ボランチが遠藤と柴崎、2列目が中島、南野、堂安、1トップが柴崎というおそらく現在のベスト布陣。対するウルグアイは、カバーニを1トップに据えた4-4-1-1という布陣。 ぶっちゃけ何故あのウルグアイが韓国に1-2で負けたのか不思議だった […]

「酒井のピッチ内外でのフォローが、前半で交代させられた失意の伊藤を救うはず」ドイツ・ブンデスリーガ2部 第9節 ダルムシュタット-ハンブルガーSV

3試合勝ち無しのHSVと、4試合勝ち無しのダルムシュタットという不調チーム同士の対戦。HSVのフォーメーションは4-1-4-1で、伊藤は左SHの位置で先発、酒井高徳は右SBに入った。対するダルムシュタットは4-4-1-1の形。 相変わらずHSVはアウェイであっても超攻撃的サッカーを貫いており、マイボール時には両SBがほぼWBの位置まで上がり、CBの間にGKポラースベックが入って3バック状態でビルド […]

「鹿島らしさと鹿島らしくなさが同居した結果の2-2ドロー、そして決勝は神奈川ダービー」ルヴァンカップ 準決勝第2レグ 横浜Fマリノス-鹿島アントラーズ

鹿島ホームで行われた準決勝の第1レグで、アウェイの横浜が1-2で先勝した形を受けての、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた第2レグ。内田と中村を怪我で欠いた鹿島は、土居と金森の2トップを並べた4-4-2、横浜はメンバーもフォーメーションも第1レグと同じ4-3-3。 試合はビハインドを負った鹿島がポゼッションする形で試合が始まる。前半5分に、横浜はサイドでの早い展開から、遠藤のグラウンダークロスにウーゴ・ […]

「小粒、谷間世代と呼ばれた選手達から、森山監督が見出した世界的な資質」AFC U-16選手権 決勝 U-16日本-U-16タジキスタン

昨日は、ありがたくもNHKが録画放送してくれた、マレーシアで行われたAFC U-16選手権決勝、日本対タジキスタン試合を観戦。 森山監督率いる日本はお馴染みの4-4-2、決勝トーナメントからの2戦をどちらもPK戦で勝ち抜けて来たタジキスタンは、4-4-1-1のフォーメーションでスタート。 雨の中、デコボコのピッチでの試合ということで、両チームともリスクオフで早めに前線へボールを送り込む展開で始まり […]

「攻撃陣が中に絞る戦術は、欧州のトレンドを追ったのか単に上手く行ってないだけなのか」キリンチャレンジカップ 日本-パナマ

W杯組が合流し、ようやくフラットな状態でのメンバー選考が行われ、ようやく森保体制の本格スタートとなったパナマ戦。 日本の先発メンバーは、GK権田、DFが佐々木、槙野、冨安、室屋、ボランチが青山と三竿、2列目が原口、南野、伊東、1トップが大迫の4-2-3-1。対するパナマは20人中15人がロシアW杯のメンバーとほぼベストな形で来てくれた。 日本はマイボール時には青山がCBの間に入り、SBを高い位置に […]

「長谷部はベッケンバウアーではなく、もはやあのバレージに比較されるべき存在」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 ホッフェンハイム-フランクフルト

ヨーロッパリーグから中2日のフランクフルトは、DFラインはラツィオ戦と変わらず長谷部がリベロの入り、前線がレビッチとヨヴィッチを並べた3-1-4-2。チャンピオンズリーグでシティに1-2と敗れた後で中3日のホッフェンハイムも同じフォーメーションでスタート。 試合経過よりも、この試合では長谷部の守備について注目して見ていたのだが、まず一番の特徴としてはアウェイであってもラインを積極的に上げる点にある […]

「タフな住友金属もさすがに金属疲労、そしてチームの心棒内田が破断・・・」ルヴァンカップ 準決勝 第1レグ 鹿島アントラーズ-横浜Fマリノス

今年は10/27に決勝が行われるルヴァンカップ。ミッドウィークには準決勝の第1レグが行われ、カシマスタジアムでは鹿島アントラーズ対横浜Fマリノスの試合が行われた。 JリーグとACL、天皇杯、そしてルヴァンカップと4大会を並列でこなしている鹿島は、8月からずっと中2~3日での試合が続いているとあって、川崎戦とは6人の選手を入れ替えたターンオーバーで臨んで来た。が、フォーメーションはもちろん伝統の4- […]

「冨安がつき遠藤がこねし天下餅すわりしままに食うは鎌田」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第10節 シント・トロイデン-ムスクロン

ここまでリーグ戦6位とプレーオフ1入りが現実的な目標になりつつあるシント・トロイデンと、最下位ながら監督交代後は調子が上向きつつあるムスクロンとの対戦。 シント・トロイデンは2シャドーの位置でレギュラーだったセバージョスがアンデルレヒト戦の一発レッドで2試合出場停止、代わりに鎌田が先発でトップ下に入り、冨安が3バックの右になった3-1-4-1-1の形で、遠藤はベンチスタート。対するムスクロンは4- […]

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