Jリーグ

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「一枚上手の落ち着き」ゼロックススーパーカップ 柏レイソル-FC東京

いよいよ今日からJ2、来週からJ1がスタートという事で、まずは口切りのゼロックススーパーカップ。柏とFC東京という地元のチーム同士の対決で国立競技場も良い雰囲気。 試合はまずFC東京がペースを握る。ポポヴィッチ監督のサッカーは、前線とDFラインの間をコンパクトに保ち、FWが積極的に中盤からボールを受けて高い位置取りを取るSBを絡めた速いサイド攻撃を繰り出すという典型的なモダンサッカーで、代表にも選 […]

「自力でのJ1昇格決定!」J2第38節 コンサドーレ札幌-FC東京

徳島と勝ち点が並び、得失点差で上回る状態でホームでの最終節を迎えた札幌は、ドームを埋めた3万9千人の後押しを受け、首位のFC東京を相手に見事2-1の勝利で自ら昇格を決めてみせた。 試合は、力関係的にはやはり上位にいる東京がボールを保持する展開になるが、札幌は自陣にかっちりとコンパクトな守備網を引いて中盤でのパス展開を許さず、DFやボランチからロングボールを蹴ってセカンドボールを拾う東京と、カウンタ […]

「柏、J2・J1連覇の快挙」J1第34節 浦和レッズ-柏レイソル

とうとうJ1最終節を迎え、優勝するためには満員のアウェイ埼玉スタジアムで試合に勝たなければいけないと、非常にプレッシャーがかかるはずだった柏だったが、ネルシーニョマジックなのか試合開始から実にノビノビと普段通りの力を発揮した。 逆に浦和のほうがギクシャクしたサッカーになってしまっていて、4-1-4-1のトップに山田直という奇策に出たのが完全に裏目へと出てしまい、前線で全くボールが収まらずに中盤から […]

「優勝争いは最終節へ」J1第33節 柏レイソル-セレッソ大阪

名古屋とガンバの結果次第では、ホームで優勝の可能性があったレイソルだが、セレッソとの試合は1-1のドローで終わり、優勝争いは最終節までもつれ込むことになった。 試合の方は、互いに攻撃力を持ち味にしているチームだけに、真っ向勝負の攻め合いという感じで、前半はセレッソが相手に囲まれてもしっかりとボールを収められる清武を中心にスピードのある攻撃を仕掛け、酒本の攻撃参加などで柏ゴールを脅かす。 逆に柏は、 […]

「大木サッカーで6連勝」J2第35節 京都サンガ-東京ヴェルディ

実は関西圏の住人にとって京都サンガは、毎試合KBS京都様が生中継をしてくれるおかげで唯一地上波でいつも試合を見ることができるチームだったりする。が、この時間はいつもBSのJ1や海外組の試合とかぶったりするので、試合を見るのは久々。 で、その京都だが、しばらく見ないうちにいつの間にか平均年齢が一回り下がっていて、懐かしの大木サッカーが全開だったので驚いた。 その大木スタイルの徹底ぶりは呆れるほどで、 […]

「ロングボール攻撃の明暗」J2第34節 東京ヴェルディ-コンサドーレ札幌

スカパー無料祭りの恩恵で、今週2試合目のJ2観戦。 奇跡の逆転昇格に向けて1つも負けられないヴェルディと、昇格ライン上で徳島とのデッドヒートを繰り広げている札幌とのデスマッチ。ではあったが、互いに怪我人などでメンバーを入れ替えた影響なのか、勝つよりも負けるほうが痛いプレッシャーなのか、試合内容としては全体的に低調な流れに終始した。 序盤のヴェルディは、札幌の運動量の前にパスが寸断されてリズムが作れ […]

「走らない選手が作る走るチーム」J2第34節 サガン鳥栖-横浜FC

秋口にHDRを買い換えたのはいいけれど、外部入力が1箇所だけでスカパーしかつなげられず、JSPORTS1が見られるケーブルチューナーの録画ができなくなったために、JについてはBSでの中継試合しか見られなくなり、今回ようやく無料開放デーでJ2の試合を見る事ができた。 鳥栖は、かつて西澤や森島を後ろから操縦していた名選手であるユン・ジョンファンが率いるチームであり、J2初年度から参加していたクラブの中 […]

「紙一重の積み重ねがこの結果」J1第31節 ガンバ大阪-鹿島アントラーズ

ナビスコカップ優勝を果たした鹿島と、3強による熾烈な優勝争いをしているガンバの対戦という注目の試合はガンバが1-0で競り勝ち、ともに勝利を飾った柏、名古屋との勝ち点差はそのまま維持される事になった。 鹿島は3日にナビスコカップで120分を戦い、なおかつ岩政の怪我と青木の出場停止で、SBの新井場がCBに入るという急造スクランブル布陣で臨んだのだが、前半は意外にも鹿島のほうがペースを握った。 遠藤が復 […]

「いろいろと残念なファイナル」ナビスコカップ決勝 浦和レッズ-鹿島アントラーズ

真っ赤に染まった国立競技場、同点のまま延長戦突入と、形の上では盛り上がったナビスコカップ決勝だったが、試合としては少々お粗末な部分が目立ってしまう内容だった。 事前に予想したとおり、チームの完成度としては明らかに鹿島のほうが上で、選手個々の判断がオートマティックでボールの流れに澱みが無いのに対し、浦和は前節のリーグ戦同様、前の4人の間にコンビネーションというか共通意識が少なく、ボールを持ってからさ […]

ナビスコカップ決勝の見所

ここのところお家騒動が目立つばかりでパッとしない成績が続き、一時の超絶的な人気に陰りが出ている浦和が、久々にカップ戦ファイナルという大舞台に出てきたこともあって、いつになく盛り上がりを見せているナビスコカップ決勝。 その見所としては、同じ赤をチームカラーとする鹿島との対戦だけに、真っ赤に染まる国立競技場の雰囲気はもちろんの事、鹿島の大迫や柴崎、浦和では梅崎や原口、山田直、エスクデロといった若手選手 […]

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