ドイツ・ブンデスリーガ

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「やっぱ地味だけど強い」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 レヴァークーゼン-HSV

バイエルンのような他を圧倒する個人レベルの高さがあるわけでなく、ドルトムントのように凄まじい運動量とパスワークで相手を粉砕するでも無いのに、こうやって得点と勝ち星を重ねるレヴァークーゼンは実に不思議なチームだなと思う。 この試合でも、序盤はHSVのポジションチェンジを交えたパスサッカーに対して守備に追われて何度かシュートを浴びるものの、27分に左サイドからのクロスを味方が流したボールがキースリング […]

「フランクフルトの強さは本物か?」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 ヴォルフスブルク-フランクフルト

マガト監督解任で長谷部が先発復帰、そこからチームも復活基調にあるヴォルフスブルクと、乾の復調に呼応して上位の座を固めつつあるフランクフルトという注目の対決だったが、前半16分のジョズエの一発退場によってあっさりと勝負はついてしまった。 とは言え、フランクフルトはアウェイでありながら同数だった時間帯でも優位に試合を進めており、ヴォルフスブルクが1人少なくなってからはほぼ完璧に試合を支配するなど、総合 […]

「酒井はブンデス&人生初の退場」ドイツ・ブンデスリーガ第16節 シュツットガルト-シャルケ

シュツットガルトは木曜のELから中1日、しかも岡崎とクヴィストを欠く布陣、シャルケもCLアウェイモンペリエ戦をこなしての試合とあって両チームとも低調な内容、正直見ていて眠気を催すような試合であった。 シャルケは、守備の要であるクヴィストのいないシュツットガルトの中盤を支配し、サイドから攻め込もうとするのはいいのだが、フォーメーションを4-4-2のダイアモンド型にした影響もあるのか、フンテラールは消 […]

「果てしなく遠い1点差」ドイツ・ブンデスリーガ第15節 レヴァークーゼン-ニュルンベルク

現在2位の強豪、レヴァークーゼンに対してのアウェイで0-1の1点差負けであれば、ニュルンベルクにとっては健闘と言える試合だったのかもしれないが、内容的にはあと90分やっても追いつけそうにないだけの差はあったかなと。 ニュルンベルクは、守備的に行くためなのか今までだったら右SHに置いていた清武を中央にして、両SHを清武よりも一段低い位置に置いた4-4-1-1というフォーメーションを選択してきた。 試 […]

「清武と宇佐美の明確な差」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ニュルンベルク-シュツットガルト

今期ブンデスリーガの残留争いまっただ中、かたや得点力皆無、かたやザルディフェンス同士の壮絶な(?)試合は、清武のほぼ2ゴールという活躍もあってニュルンベルクに軍配が上がった。 とは言え、ニュルンベルクの得点はどれもホッフェンハイムの自滅という感じであり、せっかく清武を右サイドに移して良くなった試合内容が、また悪化してしまったという印象が強かった。 その原因は、清武と対面する左SBの選手が、ニュルン […]

「先攻と後攻」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 シャルケ04-フランクフルト

昨日の深夜に、両チーム共に14節の試合が行われて敗戦を喫しているようだが、その前に行われた13節でのシャルケホームの対戦について。 一応、順位的には3位と4位の上位対決だったわけだが、前半のシャルケには明らかにCLで戦った過密日程の影響が出ていて、どっちが昇格チームかわからないような内容だった。ところが、後半は完全にシャルケのほうに流れが傾き、フランクフルトはほぼ防戦一方になってしまったのだが、結 […]

「乾とチーム復活の兆し」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 フランクフルト-アウグスブルク

チームはリーグ4試合ぶりの勝利、乾についてもマスコミから高評価と、久々に良い結果となった試合ではあったが、内容を吟味すると手放しで褒められるような感じでは無かったかなと。 試合開始8分に、FKがポストに当たってその跳ね返りがまた相手に当たって入るオウンゴールとラッキーな先制点を奪い、その後も中盤でのプレスが機能して2点目を挙げたのはいいものの、前半終了間際に審判に異議を唱えて集中力が切れたところを […]

「エースキラーの本領発揮」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 バイヤー・レヴァークーゼン-シャルケ04

スカパーフジが1節に3試合しかブンデスリーガの試合を放送してくれないので、なかなか準レギュラーである細貝の試合を見る事ができなかったんだけど、ようやくシャルケとの対戦で観戦。 で、試合を見てみると細貝の出来うんぬんよりも、レヴァークーゼンのサッカーがなかなか新鮮で楽しめたというのが第一印象。 最近のブンデスリーガと言うと、バイエルンのリベリやドルトムントのゲッツェ、シャルケのファルファンというよう […]

「ニュルンベルクはバイエルンと価値あるドロー」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 ニュルンベルク-バイエルン・ミュンヘン

前節はマインツに1-2で敗れたとはいえ、ようやく復調の兆しが見え始めたニュルンベルク。その要因は、トップ下では全くボールが来なかった清武が、右SHに移ってボールが持てるようになったからという点もあるが、主には4-2-3-1から4-1-4-1へとフォーメーションが変わった事の効果が大きいと思っている。 清武以外はまともなパサーがいないニュルンベルクの場合は、4-2-3-1で間延びした空間を無理なミド […]

「ある意味シュツットガルトらしい試合」ドイツ・ブンデスリーガ第11節 シュツットガルト-ハノーファー

前半でせっかく2点をリードしておきながら、後半57分から4点を叩きこまれての逆転と、まあとんでもなく無様な試合をやってしまったシュツットガルト。 1ボランチとしてチームを引き締めていたクヴィストの欠場の影響は大きかったのかもしれないが、それよりもチームがあまりに調子に乗りすぎたというのが正解だろう。 ここまで7戦負け無しと調子の波に乗っていたシュツットガルトは、序盤から酒井とボカの両SBが非常に高 […]

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