イタリア・セリエA

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「サブメンバーを引っ張る長友」コッパ・イタリア ベスト16 インテル-ヴェローナ

セリエBのヴェローナが相手のカップ戦という事で、サネッティ、ラノッキア、サムエル、カンビアッソ、ミリートといった主力を控えに回し、アルバレス、マリガ、ダンカン、ジョナタン、シルベストレ、そして怪我から復帰したキブというメンバーをターンオーバーで出して来た。長友とカッサーノ、パラシオは先発組。 ヴェローナはセリエBにいるとは言え、現在3位と好調を維持しており、前半はほぼインテルの攻撃を完全に抑えきっ […]

「これこそまさに戦術長友」イタリア・セリエA第16節 インテル-ナポリ

現在リーグ2位の強豪ナポリとの、前半戦のクライマックスと呼べる直接対決は、インテルが前半にシュート2本で効率良く挙げた2得点を最後まで守りきり、ナポリを抜いて2位に浮上する大きな勝利をものにした。 この試合を見ていて面白かったのは、試合全体の経過や内容よりも、ストラマッチョーニ監督による長友の戦術的な使い方であった。巷では、1人のエースにとにかくボールを集めて、彼が攻撃をどうにかしてくれるのを待つ […]

「インテル病の克服へ」イタリア・セリエA インテル-パレルモ

ストラマッチョーニ監督が就任して3バックを採用した途端、公式戦の10連勝を飾って絶好調だったインテルだったが、ここに来て4戦勝ちなしといきなりの失速。 昨年のラニエリ監督も、同じように連勝街道を突っ走った後に絶不調に陥り、そのまま体制を立て直せずに解任となって経緯があったように、もはや途中の息切れは「インテル病」と呼んでも良いぐらいに不可避なものになっている。 もちろん、どんなチームであっても疲労 […]

「好調インテルにブレーキ」イタリア・セリエA第13節 インテル-カリアリ

前節にレギュラーDF陣が出場停止でアタランタに負けてしまったインテルだったが、彼らが復帰してベストになったこの試合でもホームでカリアリに引き分けと、好調だったはずのチームに突然ブレーキがかかってしまった。 この試合でも開始11分までに3度の決定機を作り、3度めのチャンスにパラシオがヘディングを決めた時には、これはインテルの一方的な試合になるかと思われたのだが、そこから急にチームの勢いが落ちてしまい […]

「48戦無敗のユーベを破る」イタリア・セリエA第11節 ユベントス-インテル

前期を圧倒的な力で制した王者であり、今期もスクデット争いを快走しているユベントスとのイタリアダービーは、インテルがアウェイでありながらユベントスを3-1で下し、48連勝の記録をストップさせると同時に首位ユーベに勝ち点1差まで詰め寄る極めて大きな勝利となった。 しかし快挙に沸き立つ世間の反応を見ながら改めて試合を見てみると、インテルにとっては非常に際どい、まさに紙一重で勝利を手繰り寄せた試合内容だっ […]

「ウルグアイ代表よりも日本代表」イタリア・セリエA第10節 インテル-サンプドリア

長友は週末のイタリアダービーを見据えての温存で、64分から途中出場した試合だったので、長友の代わりに左SBとして出場したウルグアイ代表のペレイラのプレイをじっくり見てみる事にした。 で、改めて見てみるとやはりインテルが大枚をはたいてポルトから引き抜いてきただけの事はあるなと思わされた。 やや守備時での足癖の悪さはあるものの、ビルドアップは出来るしクロスの精度もあるし、タイミングの良いオーバーラップ […]

「すっかり盤石のインテル」イタリア・セリエA第9節 ボローニャ-インテル

ここのところ、公式戦6連勝と完全に上昇気流の乗った感じのインテルは、アウェイでのボローニャ戦でも3-1で快勝し、今節負けたラツィオに勝ち点3差をつけての単独3位とCL圏内をガッチリとキープ。 この試合は、ホームのボローニャが試合開始から怒涛の攻撃を見せて、セカンドボールを拾いまくってインテルゴールに襲いかかったのだが、そこで好調のインテルは決して慌てず連続するセットプレイもきっちり跳ね返してボロー […]

「長友、選手生活で初退場」イタリア・セリエA第7節 ミラン-インテル

長友が、2枚のイエローをもらって後半早々に退場してしまった事も含めて、審判の判定に物議を醸した試合ではあったが、試合全体を見なおしてみると判定自体にそれほど大きなミスやブレは無かったように思う。 ただパオロ・ヴァレーリ主審の采配が致命的だったのは、イエロー気味のファールに対して注意や対話といった手段を使わず、全てイエローカードでコントロールしてしまおうとした事だった。 長友の1枚目については当然だ […]

「これぞセリエAの醍醐味」イタリア・セリエA第6節 インテル-フィオレンティーナ

ストラマッチョーニとモンテッラという青年監督同志の対戦となった試合は、インテルが2-1という辛勝でようやくホーム初勝利を挙げた。 この試合のポイントとなったのは、両チームのフォーメーションの微妙なミスマッチ。どちらも表記上は3-5-2の3バックなのだが、インテルはオーソドックスなダブルボランチの3-4-1-2だったのに対し、フィオレンティーナはトレスボランチを敷く、セルセ・コズミ監督が使い出した3 […]

「結果は一応出たけれど」イタリア・セリエA第5節 キエーヴォ-インテル

開幕以来、ホームで全く勝てずに崩壊気味の守備陣をテコ入れするために3バックに変えてきたインテル。その両SHは左がペレイラ、右が長友という形で臨んだ。 で、結果から言えば何故かアウェイでは強いインテルが今回も勝利を飾ったわけだが、ぶっちゃけ内容としてはほとんど面白みが無い試合と言うしか無かった。 スピードが無いサムエルと確実性に欠けるラノッキアに、フアンが加わった3バックはそれなりに安定してはいたも […]

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